2007年６月６日付

2007年６月６日(水)付

よみがえれ　ワサビ沢　東電と森林管理署が植栽

　大町市の高瀬川上部で自生していたワサビをよみがらせようと、東京電力高瀬川総合制御所＝大町市＝と中信森林管理署＝松本市＝は５日、ワサビの定植を現地で行った。雪解け水が流れる沢で12人が作業、高瀬の自然復活へ願いを込めた。

番場沢公園充実めざす　八坂切久保整備に汗

　大町市八坂の切久保自治振興会（仁科武会長・48戸）は３日、地区内の番場沢公園で草刈りや整備作業を実施した。本年度は木橋やあずまや、野外ベンチ、多目的広場の整備を計画し、秋までの完成を目指す。

協働で市街地緑化　大町建設事務所と大黒町作業

　大町建設事務所と大町市の大黒町自治会は４日、街路樹の植樹作業を同地区内本通りで行った。所員や自治会員ら14人が参加して、協働の力で市街地緑化に取り組んだ。

〝池田の味〟発信準備　農作物加工施設が完成

　営業開始が目前に迫った、農産物加工販売所とレストランからなる池田町活性化施設「エルブいけだ」で５日、オープニングセレモニーが行われた。町関係者ら約30人が出席し、地域活性化への足がかりとなることを願いながらテープカットなどし、開店を祝った。同販売所は９日、レストランは23日から営業開始となる。

友情の証しことしも開花　英国からの｢マツカワローズ｣

　友情の証しとして英国王立バラ協会から松川村に贈られた「マツカワローズ」がことしも咲き始めた。中心部にかけてピンクがかった白を基調としたバラが
村内各所に設けられた生け垣で見事な大輪を披露し、人々の目を楽しませている。

棚田オーナー田植え交流　小谷村俳優永島さんも参加

　オーナー制度による棚田の米作りを取り入れている小谷村の各地区で２日、いっせいに田植えが行われた。同村ではことし新たに２地区でオーナーの受け入れが可能となり、全国各地から訪れた都市住民らが村内の５か所の棚田で田植え体験を通じて地元住民と交流を深めた。
　このうち同村中土地区の「中谷郷が元気になる会」（矢口富士郎代表）の藤島棚田では、同地区の支援・交流を続けている、俳優の永島敏行さんが主宰する都会の生産者と消費者が食と農を語る「青空市場」の農業体験ツアーの一行や、棚田オーナー12組など１００人余が参加して手植えによる田植えを行った。

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