2007年10月3日(水)付

巡礼詠歌 原本から紹介 大町で仁科三十三番札所企画展

 大町市文化財センターは1日から11月10日まで、企画展「近世庶民の信仰・札所巡礼」を開き、仁科三十三番札所と巡礼詠歌について写真で紹介し、御詠歌について解説している。 市有形文化財の、わちがい栗林家文書のなかから仁科三十三番巡礼詠歌の原本が見つかり、それまで明らかでなかった部分がはっきりするなど、貴重な資料となっている。
赤い羽根募金呼びかけ 大町でも

 赤い羽根共同募金運動が1日から、全国一斉にスタートし12月31日まで展開される。初日は大町市でも、大型店前など3か所で街頭募金が行われた。 このうち、同市JR信濃大町駅前では、共同募金大町市支会長の牛越徹市長ら7人が参加し、同駅を利用する通勤、通学者らに募金を呼びかけた。女子高生らが快く募金に応じる姿が見られた。
体操でスキンシップ 大町 子育てセンター親子教室

 大町市子育て支援センターは2日、未就園児の親子を対象にした「親子で体操教室」を同市西公園体育館で開き、NPO法人ジムナスティック・ネットワークの親子体操指導者、伊藤明美さんら4人が指導した。 親子がリズムに合わせて体を動かすとともに、ふれ合いの場をつくろうと同センター職員らが計画した。 40組近い親子らが参加し、1時間30分の間、その場に座ってできる体操や体育館の中を元気に走り回ったり、フープを使った運動などに取り組んだ=写真。
太鼓で歓迎 文化交流 マールボロー中高生 小谷訪問

 小谷村と姉妹都市を結ぶ、ニュージーランドのマールボロー地区からの中学・高校生らの訪問団は30日から同村を訪れている。1日は村役場での交流会で、村民の歓迎を受けた。マールボローの14歳から17歳までの少年少女4人と引率教師が訪問した。村役場では信州小谷太鼓の演奏を見学。メンバーとともに太鼓をたたき、日本文化を体験した。
棚田オーナー癒し体験 小谷村で森林セラピー

 森林環境の癒やしと医療を結びつけ、活性化を目指す小谷村の森林セラピー推進協議会は30日、村内に滞在中の棚田オーナーを対象にしたモニタープランを同村鎌池周辺で実施した。森林の持つ癒やしの効果を実感してもらうツアーづくりに、都会から訪れた棚田オーナー参加者の感想を聞き、事業の具体化の材料とする。
 15人が参加し、森林組合員らの案内で鎌池周辺のブナ林を歩いた。
絵手紙の魅力伝える 作家宮脇さん白馬の個展で

 絵手紙作家・宮脇泰彦さんの「みやちゃんの絵手紙展」は14日まで、兄の敏彦さんが経営する白馬村岩岳の山荘やまびこで開いている。9月30、10月1の両日は、泰彦さん本人が教える特別教室を開き、参加者に絵手紙の魅力と技術を伝えた。
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