2007年10月14日(日)付

福祉意識向上めざす 大町市 手作りふれあい広場

 市民の福祉意識の向上と交流の場をめざす大町市の市民ふれあい広場(実行委員長=松澤郁子・市社会福祉協議会長)は13日、大町市文化会館前広場で行われた。「やさしさいっぱい・支え愛のまちづくり」をスローガンに、市内49団体や行政による手作りのイベントに多くの市民が集まった。
防火ポスター力作讃える 大町消防署 コンクール表彰式

 北アルプス広域大町消防署(唐木修署長)と大町市防火管理者協議会(水野義治会長)、大北地区中部消防連絡協議会(宮尾昭好会長)は12日、防火ポスターコンクールの表彰式を同署で開いた。市内小中学校から応募された作品の中から15点が表彰された。 同コンテストは防火意識の高揚を目指して毎年開催。ことしは市内の7校から、昨年を100点近く上回る236点が集まった。各作品とも、火災の怖さや備えを訴える標語や絵に凝った力作がそろった。
成政子孫登場「さらさら越え」 立山黒部アルペンルートPR

 富山県から北アルプスを越え大町市にたどりついたとされる戦国武将の富山城主・佐々成政の業績を再現する、富山商工会議所のイベント「佐々成政さらさら越え(現代版)」は13日、大町市に到着し、JR信濃大町駅前で歓迎式典が行われた。成政の偉業をしのび、両市をつなぐ立山黒部アルペンルート観光の発展を祈った。 成政に扮した・富山商議所副会頭ら公募した参加者らがふんする佐々一行約30人は駅前をパレード。到着を祝って勝どきをあげた。大町流鏑馬(やぶさめ)太鼓の演奏や、かつて成政を救った「野口の百姓」らが歓迎した。
半世紀の歩み地元で披露 池田出身江口さん初個展

 池田町鵜山出身の書家、江口陽堂さん(77)=本名・剛、安曇野市豊科光=は、喜寿を迎えたことを機に、最初で最後と決めた個展「書画と刻字作品展」を13日から町立美術館で開いている。これまで精魂込めて取り組んできた書や刻字、水墨画作品を展示し、半世紀にわたる創作の歩みを披露する。
土煙り上げ迫力の走り 安曇野市で観光草競馬大会

 安曇野市の安曇野競走馬愛好会(斉藤茂昌会長)は13日、同市の秋の風物詩とされる第39回観光草競馬大会を市営牧運動場で開いた。晴れ渡る秋空のもと全国から集まった馬たちが土煙を上げて駆け抜けた。 大北・安曇野・松本をはじめ県内外各地からサラブレッドや中間種から、ポニーや農耕馬など、約40頭のさまざまな馬たちが出場。高らかなファンファーレに合わせてスタートし、旗手たちのムチ応えて見事な走りを見せた。 旧町のころから地域の馬主らによる観光振興を目指して開催。観光客や地域住民に人気を博している。
20年記念し「とんぼまつり」 池田 安曇野養護学校

 池田町安曇養護学校の開校20周年記念と銘打った恒例の学校祭「とんぼまつり」が13日から、2日間の日程で始まった。児童生徒がこれまで取り組んできた学習を生かした展示や、ステージ発表などが行われ、盛り上がりを見せた。 正面玄関入り口付近には、児童生徒がこの日のために手作りしたみこしがずらりと並び、来場者を迎えた。体育館では高等部太鼓グループによる演奏や、中学部による合奏などが繰り広げられた。 会場を訪れた保護者らは、子どもたちが一生懸命取り組む姿をカメラにおさめながら大きな拍手を送っていた。
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