2007年12月2日(日)付

消費者主役に本格始動 北ア山麓ブランド第2回認定発表

 北アルプス山麓(ろく)農畜産物ブランド運営委員会(会長=宮澤敏文県議)は1日、第2回ブランド認定品の発表会を大町市の大町合同庁舎で開いた。消費者を主役に据え物語を提供する、今後の展開についても発表した。 「北アルプス山麓育ち」と題された認定品は7月から10月まで応募があった45品のうち、米2品、日本酒12品、ワイン3品、加工品4品、農産物1品の計22品。さらに認定外でも継続審査のものがあり、今後追加認定する予定という。
囲碁ポンヌキ 成果競う 大町で子ども大会

 囲碁の普及を通してまちづくりを進める大町市のアルプス囲碁村推進協議会(日下久生会長)は1日、「第7回こども囲碁ポンヌキ大会」を、同市俵町のフレンドプラザ大町で開いた。
囲碁の取り組みの成果を発表する場で、市内9保育園と3幼稚園から、年長児75人が参加。9ブロックに分かれ、同じ勝数や負け数同士が対戦していくスイス方式で対局のあと、各ブロックの1位による決勝トーナメントが行われた。
中学生にロボ製作指導 池工 ものづくり楽しさ知って

 池田町の池田工業高校で1日、中学生を対象にした「おもしろ電気じゅく」が開かれた。大北地域や安曇野市内から中学生十数人が参加し、光センサーで走るライントレースロボットの製作に打ち込んだ。電気情報システム科の教諭や生徒が講師役となり分かりやすく指導し、ものづくりの楽しさを伝えた。
体験談から安心生活探る 小谷 心の健康考えるセミナー

 小谷村の精神障害者デイケア・エーデルワイスの会(高橋きよみ代表)と精神障害者サポーターの会・カモミールは30日、心の健康を考えるセミナーを村役場で開いた。長野市のNPO法人・ポプラの会の会員が、当事者の体験発表を行った。
 ポプラの会は障害者がよりよい生活ができるよう、当事者同士の支えあいによる社会参加と自立意識の向上に取り組み、広く障害の理解を深め差別や偏見をなくす啓発活動に取り組んでいる。
地元食材で歓迎しよう 調理師会白馬支部が講習

 大北調理師会白馬支部(山田明雄支部長)は30日、会員向けの料理講習会を村多目的研修集会施設調理室で開いた。会員たち20人余が参加し、地元の食材を使ったメニュー作りを学んだ=写真。
 椛S日本司厨士協会北アルプス支部員で同村岩岳のホテルでシェフを務める北沢勉さんを講師に、蕎麦米ときのこのサラダや鶏肉のクリーム煮、かぼちゃのピューレなどの作り方を学んだ。
生徒が時事能力検挑戦 穂高商業 授業導入を模索

 安曇野市穂高の穂高商業高校で1日、ニュース時事能力検定が行われた。大学進学を希望する同校3年生9人が試験に挑んだ。同校は授業内での同検定級位取得を模索しており、増加する大学進学希望者への時事能力向上に役立てていきたいとしている。
 高校を会場としての実施は県内初で、商業科の5人と会計科の4人の生徒が挑戦した。
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