2007年12月4日(火)付

カモやどぶろく 恵み感謝 大町市 稲尾公民館が収穫祭

 大町市平の稲尾公民館で2日、地元産食材を囲んだ収穫祭が開かれた。地元農家が取り組む合鴨(あいがも)農法で育てたカモ肉、特区認定を受けて生産しているどぶろくなど、特色あふれる自然の恵みを囲み、地域のきずなを深めた。
巨大門松で火の用心

 大町市の大町消防署前に2日、巨大門松がお目見えした。地元の十日町有志でつくる十日会(平林篤会長)が「年末へ火の用心を心がけて」と寄贈し、今年で3年目。約4b30aと昨年より大きくなった門松が、一足早い正月気分で防災を呼びかけている。 平林会長は「毎年、少しずつ飾りつけも変えてます。昨年よりいい仕上がりですね」、贈られた同署では「門松にあやかって、火災が起こらない年末年始を願ってます」と話していた。 門松は、年明けの3日ごろまで飾られる。
死亡事故倍増で強化月間 安曇野市 安全運動前倒し

 安曇野市の交通事故防止強化月間出発式は3日、県安曇野庁舎で市、安曇野署、安全協会、県など関係者約60人が参加して開かれた。同署管内では事故による死亡者が昨年同期に比べて倍増するなど多発傾向にあることから、慌しい師走を迎え交通安全への意識を新たにした。
年末前あて名書き代行 白馬村 郵便局員 福祉施設で

 白馬村の白馬郵便局(松澤勉局長)と神城郵便局(矢口健治局長)の職員は2日、同村の特別養護老人ホーム白嶺を訪れ、入所者のお年寄りの年賀状のあて名書きを代行するボランティアを行った。 両局の職員とその家族ら10人余が参加。白嶺の職員が作った顔写真入りのアイデアあふれるデザインの年賀状に、お年寄りの近況報告などを書き添え、住所や名前の確認をしながら1枚1枚ていねいにあて名書きをした。 文字を書くことのできるお年寄りには、賀詞や例文をアドバイス。お年寄りは職員との交流を楽しみながら取り組んでいた。
サンタの出迎えに笑み 池田おやき村が演出

 池田町滝沢の県道沿いにある「安曇野おやき村」(水野龍二社長)にサンタクロースが登場し、間近に迫ったクリスマスを演出している。サンタの出迎えに訪れた人からは笑みがもれる。 屋根の上から手を振るサンタ、木登りをするサンタ、のぼりを手に誘客するサンタなど20人のサンタが店内外で来客を待っている。 おやき村では毎年この時期になるとサンタが姿を現すという。仕掛け人の水野社長は「どこから来たのかね」と首を傾げて見せ、「子どもたちに夢を与えていきたい」と話す。
Xマス前「公演」プレゼント 白馬に東京の劇団

 白馬村教育委員会は2日、ウイング21開館10周年記念事業の一環として、東京都の劇団「仲間」を招き、「森は生きている」を公演した=写真。小さな子どもを持つ親子連れなど村内外から約400人が訪れ、日本の一流児童劇に親しんだ。
 同劇団は幼少期から質の高い演劇に接することによって子どもたちの感性を高め、成人後も芝居を愛する感覚を持った人たちを増やしていこうと創立当初から児童演劇に力を入れている。
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