2007年12月5日(水)付

かやぶき古民家再生 大町稲尾の傘木さん「次世代に」

 大町市平稲尾で4日、かやぶき屋根の古民家の再生工事が完了し、引き渡しが行われた。同所で民宿あたらし屋を経営する傘木篤さんの旧宅で、空き家状態となっていらい37年間を経て住居としてよみがえった。傘木さんによると、「10代さかのぼる延享(えんきょう)年間の建物」で、250年前の建築といわれる。
大町北高男子「全国目指す」 V独占 バド北信越へ

 県高校新人体育大会のバドミントン競技がこのほど、上田市の上田城跡公園体育館で開かれ、大町市の大町北高が男子学校対抗、男子ダブルス、男子シングルスの3種目すべてで優勝した。同校女子も学校対抗でベスト8進出と健闘した。
学校対抗では、大町高も勝ち上がって大町勢同士の決勝戦となったが、3−1で大町北高が勝ち5年ぶり3度目の優勝を飾った。大町北高、大町高ともに来年1月26日から富山県で開く北信越大会に出場する。
育てた米で収穫祭 大町南小5年もちつき

 大町市常盤の大町南小学校(今水茂校長)の5年生86人は4日、今年5月に田植えをし育てたもち米の収穫祭を開いた。自分たちでもちをつき、三色もちやトン汁を作り、全員で収穫を祝った。
 収穫した米で昔ながらのもちつきを体験するとともに、米作りを通して世話になった人たちに感謝しながら、収穫の喜びと達成感を知るねらい。
「来年も頑張る」 障害者やボラ交流会 池田

 池田町内の障害者団体やボランティアグループでつくる「いけだフレンズ」(高橋一晴会長)は4日、恒例イベント「今年も頑張ったで来年も頑張る会」を町保健センターで開いた。約60人が参加し、歌や踊りなどの手作りステージを盛り上げた。
警察37年喜びの叙勲  瑞宝単光章 池田の山崎さん「支えあってこそ」

 池田町会染和合の元県警部・山崎詮さんはこのほど、警察官ら危険性の高い仕事に従事した人に贈られる危険業務従事者叙勲で、警察功労として瑞宝単光章を受章した。「思いがけない受章を喜んでいる。大勢の方の指導や家族の支えがあってこそ」と謙虚に喜びをかみしめる。 危険業務従事者叙勲は全国で3622人が受章。県内受章者は65人で、双光章が21人、単光章が44人。
小学生会社≠ノJA特別賞 池田ベジタ社 頑張り評価

 池田町林中地区の小学生が持ち寄った資金で野菜づくりをする子ども会社「ベジタ社」(会染小6年・井原奏社長)はこのほど、JA長野県平成19年度優良組合員組織特別賞(にじの架け橋賞)を受賞した。食と農への関心を深めながら地域活性化につながる活動が認められての受賞。井原社長は「一生懸命頑張ったことが評価されてうれしい」と話す。
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