2007年12月6日(木)付

旧美麻村歌 映像に 地域づくり会議「知るきっかけに」

 大町市と昨年合併した旧美麻村の村歌を、住民組織・美麻地域づくり会議が映像にまとめた。首都圏在住の旧村出身者へ村歌を覚えてもらおうと発案、歌に合わせて四季の風景を織り交ぜ、故郷の特色を演出した。平成元年の村制100周年で作られた村歌。歌われる機会が少ないなかで、同会議では「村内での周知にもつながれば」と期待を寄せている。
大糸線に冬¥謔闢れ ラッセル車試運転

 JR大糸線の信濃大町駅−南小谷駅間で、ラッセル車の試運転が行われている。本格的な降雪期を控えたこの時期に毎年実施しているもので、18日までの期間中に土・日曜日を除き、昼夜別などの試運転を繰り返す。 DD16型ディーゼル機関車の前後に、ラッセルヘッドを連結装着してラッセル車としたもので、5日も3往復の運転が行われた。 ややスピードを抑え、線路や運転状態など確認しながら、鮮やかなオレンジ色の車体が初冬の日差しを浴びて走行し、冬本番に備えていた。
保護動物の情報提供 大町合庁に新コーナー

 大町保健所はこのほど、大町市の県大町合同庁舎ロビーに「保護動物情報コーナー」を設置し、イヌやネコの譲渡希望者や新しい飼い主への情報を提供している。 同保健所食品・生活衛生課によると、平成18年度のイヌの捕獲・引き取りは56頭で、このうち29頭が返還され、20頭が譲渡されており、イヌは返還率が高いという。 同課では「動物は愛情と責任を持って生涯飼うこと、ネコは感染症や交通事故から守るため屋内で飼うこと」を呼びかけている。
地元が協力快適£供 栂池高原バス停に待合室

 小谷村の栂池地区会(平林哲夫会長)と栂池高原観光協会は4日までに、栂池高原停留所の待合室をおおむね完成させた。村営バスを利用する地域住民や観光客が待ち時間を快適に過ごせる環境をつくり、地域で力を合わせ周辺整備をする核となる。 待合室は木造で、中は3・6b四方程度の広さで、高さは3・5b。壁はシート状の素材で作られ、冬は寒い風から守り、夏季には取り外し涼しく過ごせるように工夫がされている。
練習重ねた芸能披露 白馬老連が交流

 白馬村老人クラブ連合会(大谷義男会長)は5日、芸能祭を村多目的研修集会施設ホールで開いた。約300人が訪れ、互いに練習しあった出し物を披露し、楽しいひと時を過ごした。 各単位クラブ員らが、練習してきたカラオケや大正琴、舞踊などを披露した。三日市場老人クラブ三幸会の面々は、もんぺに手ぬぐいの湯もみ姿で登場し、「自作」という「いい湯だな」の替え歌と踊りを披露。「ここは神城、おぶやの湯」などと、村内の温泉・浴場を歌い上げ、会場の人気を得ていた。
年の瀬控え事故抑止 安曇野市で現地診断

 安曇野市堀金の市道で11月16日に発生した交通死亡事故の現地診断は5日、堀金中学校西側の現地で開かれた。安曇野署、同市、同安全協会、県などの関係者約30人が参加して慌しい年の瀬を控え、多発する交通事故抑止を図った。
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