2007年12月11日(火)付

大町に聖歌隊 澄んだ声響く 一足早いXマス

 大町市民や高校生が参加する「ゴスペルフェスティバルin Omachi」(同実行委員会、市文化会館主催、大糸タイムスなど後援)が8日、市文化会館で開かれた。プロ歌手による大町北高でのコンサートをきっかけに始まり、今年で4回目のイベント。「歌が好き、ゴスペルが好き」を合言葉に集まったクワイア(=聖歌隊)が、大北の地で澄んだ歌声を披露した。 特別ゲストには、ゴスペルシンガー・亀渕友香さんとVOJAも登場し、繊細で力強い歌声を披露。「White Christmas」「Oh Holy Night」など、クリスマスの名曲を会場に響かせた。
もちつき3世代交流 大町俵町の福祉ネット

 大町市俵町の福祉ネットワーク「いつわ会」と子ども育成会などは9日、三世代交流会を俵町公民館で開いた。幼児からお年寄りまで約150人が参加し、もちつきなどを通じて交流を深めた。 もつちきは公民館の前庭で行われた。小雪が舞うなか、子どもたちは保護者やお年寄りの「元気だして。よいしょ、よいしょ」の掛け声に応え、力いっぱいきねを振り下ろしていた。つきたてのもちはあんこやきな粉、ごまをまぶして味わった。
伝統のもち作り最盛期 小谷大綱 住民守る栃、きび、豆入り

 小谷村大網の「大網もち工場」(大日方サト子代表)で、同村の冬の特産品の栃もち・きびもち、豆もちが製造の最盛期を迎えている。
 3種のもちは同村で昔から親しまれてきた伝統食で、JA大北山菜加工場の冬の定番商品として、毎年加工場から受注を受け生産している。当初は8人のグループだったが、高齢などのため年々会員が少なくなり、現在は大日方代表、竹田澄子さんの2人が伝統の味を守り続けている。
年の瀬 しめ縄学ぶ 松川公民館 名人招き講習会

 松川村公民館で10日、しめ縄づくり講習会が開かれた。ことしこそは自身制作のしめ飾りを自宅に飾りたいと多くの住民が参加し、地元名人の手ほどきを受けながら伝統文化に親しんだ。
 長年しめ縄づくりに取り組んでいる茅野明吉さんの指導を受けながら、「しゃもじ」や「おわん」と呼ばれるしめ飾りづくりに挑戦した。
光の芸術 安曇野彩る 豊科 ボラがイルミ飾る

 2007Azumino光のページェントは来年1月31日まで安曇野市豊科南穂高ビレッジ安曇野、あづみ野ガラス工房、プラザ安曇野、レストチロル、田淵行男記念館周辺の「安曇野の里」をイルミネーションで飾っている=写真。安曇野市民ボランティアによる手作りの光の芸術が師走のまちを温かく彩っている。
消防願い門松贈る 池田の有川さん南部署に

 池田町の有川忠男さんは大安の10日、手作り門松を北アルプス広域南部署(奥原一繁署長)に贈った。早速、署の玄関に飾られ、正月気分を演出している。
 門松は、有川さん所有の陸郷の山林のマツや竹などを使い仕上げた。高さは2bほどで、稲穂や梅の花を表現したしめ縄、南天なども飾り、豪華に彩った。
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