2007年12月12日(水)付

大町 5年でサクラ保護 てんぐ巣病対策開始

 大町市内の市が管理する施設や観光地市道沿いで、サクラの大敵てんぐ巣病にかかったサクラの病巣部分を切り取る作業が、12月から始まった。市内のサクラの木は、多くがこの病気に侵されており、放置しておくと全滅の恐れも専門家から指摘されており、同市では本年度から23年度までの5年計画で対策に取り組む。
身近な食材で健康管理 大町市八坂 男性の料理教室

 大町市八坂公民館の「男性の料理教室」は11日、八坂保健センターで開き、八坂・大町両地区から60代を中心に男性7人が参加した=写真。
市の北沢隆美栄養士を講師に招き、同地区食生活改善推進協議会の協力を得て開催。「ゴロゴロばら肉とキャベツの豚汁風」「まぜご飯(菜めし)」「サバの人参みそ煮」「野菜とひじきのミルク煮」など5品に取り組んだ。
飲酒運転の根絶重点 年末交安運動スタート

 「信濃路はルールとマナーの走るみち。」をスローガンに、年末の交通安全運動が11日から31日までの21日間の日程で始まった。
県交通安全運動推進北安曇地方部は同日、大町市の国道147号高瀬上橋東詰めのチェーン着脱所で交通指導所を開設し、交通ルールの順守と正しい交通マナーの実践を訴えた。  年末は飲酒の機会が多くなり、また積雪や凍結などで道路環境が悪くなって交通事故の多発が予想されるとし、同運動では飲酒運転の撲滅、高齢者の事故防止、シートベルトとチャイルドシートの着用徹底、夕暮れと夜間の事故防止を重点に取り組む。
布ぞうりで仕事確保 白馬のNPO 初企画へ技術学ぶ

 農産物の生産を通じて障害のある人の就労支援活動に取り組む白馬村のNPO法人「里山塾」(田中東生代表)はこのほど、農作業のできない冬場の雇用の場と収入確保につなげようと、同塾初の取り組みとして布ぞうり製作を企画した。生坂村在住の井口秀雄さんを講師に、同塾会員やボランティアスタッフらが技術習得に励んでいる。 布ぞうりは日本の古くからの伝承技術のわらぞうりをもとに、ビニールひもを通した中に端切れを細かく裂いてひも状にしたもので編みこんでいく室内履きで、履き心地がよく健康効果があるとして最近各地で人気を集めている。
真っ赤 イチゴ出来上々 松川かぼちゃやま農場

 松川村西原のかぼちゃやま農場(梨子田文明代表)で栽培しているイチゴの色付きが増してきた。ハウス内では、真っ赤になったイチゴ「章姫」(あきひめ)が広がる。農場スタッフは「甘みものり、しっかりとした粒。上々の出来」と話す。22日から一般開放され、いちご狩りが楽しめる。
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