2007年12月19日(水)付

民話の里に案内看板 大町もんぺの会が準備

 大町民話の里づくりもんぺの会(松本武子会長)は、民話の舞台となった大町市内の寺院3か所に、民話の案内板を年内に設置することにし、準備作業を急いでいる。 看板は県の地域発元気づくり支援金を受け、市観光課の協力を得て設置するもので、社松崎の薬師寺、常盤泉の仏崎観音寺、平野口大出の西正院大姥堂の3か所に立てる。 薬師寺には、頼朝の追っ手を逃れるため奥州へ向かった源義経を追って、愛人の静御前が奥州に向かう途中、牛に乗って訪れたという「牛立薬師」、仏崎観音寺には「犀竜と泉小太郎」、大姥堂には「佐々成政の雪中立山越え」の民話が伝わっている。
リンゴジュース加工盛ん JA大北大町部会

 大町市のJA大北大町りんご加工部会(宮田昇部会長・39戸)によるリンゴジュースづくりが盛んだ。昨年12月、同市大原町の峯村農園に併設して完成した大町農産物加工所で、1日約1000本のリンゴジュースが瓶詰めされている。
特産そば味わって 八坂の明日香荘 れんげ荘慰問

 大町市八坂の明日香荘は18日、同市平の救護施設れんげ荘(川上明子所長・81人)を訪れ「利用者のみなさんにおいしい新そばを味わってもらおう」と、「そば慰問」を行った。 二十数年前から毎年行っている恒例行事で、3人が朝から準備した手打ちそば100食分を持参して訪れ、調理室でゆでて昼食時に全員に振る舞った。 食堂に集まったお年寄りたちは「そばが大好物」という人も多く、顔を見合わせて「おいしい」と話しながら通常より大盛りのそばを味わっていた。
難関の国家試験突破 池工 4人に旋盤3級称号

 池田工業高校の機械科3年の生徒4人は、高校での取得は難しいとされる国家試験の機械加工普通旋盤3級に合格した。地元企業の一流技能士から旋盤技術や知識を学び試験に挑み、3級機械加工技能士の称号を手にした。
自閉症療育を理解 池田 白樺の家がセミナー

 池田町の自閉症者療育施設「白樺の家」はこのほど、自閉症療育支援セミナーを同町福祉会館で開いた。多くの住民が足を運び、同施設が運営するグループホームでの事例報告や講演などに耳を傾け、ともに暮らすことができる地域づくりについて理解を深めた。 施設職員は「共同生活により、入居者同士のかかわりが増え、対人関係を意識する姿が見られるようになってきた」などとグループホームでの利用者の変化を報告。「どんな人が、どのように暮らしているのかを地域住民に知ってもらうことで、支援の輪を広げていきたい」と呼びかけた。
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