2007年12月30日(日)付

今年は「奔走の年」 大町市 牛越市長が記者会見

 大町市の牛越徹市長は28日、ことし最後の定例記者会見を行い、深刻な医師不足問題やごみ処理施設建設問題、市民懇談会など「奔(ほん)走の一年」と、平成19年を振り返った。
 大北地域は大きな災害もなく平穏だったが、「都市と地方の地域格差や所得格差が広がった」と懸念。大町病院の内科医2人が他の病院に移った件や北アルプス広域連合のごみ処理施設建設計画など、「課題が次々に起こった1年。1つずつ対応してきた」と述べた。
寒ブリ3割高 正月準備 店頭販売にぎわう 大町市

 今年も残りわずかとなった29日、鮮魚店やスーパーの魚コーナーにはブリや新巻鮭などが大量に並び、正月用に買い求める人たちでにぎわっている。
 大町市九日町の一木宮坂商店(宮坂陽一店主)では同日から、大正元年の創業時から続いているという天然ブリの店頭販売が行われており、9`から11`ほどの見事なブリが店頭を飾っている。
「社会福祉のために」 大町市老連が施設に寄付

 大町市老人クラブ連合会(上條昭雄会長・会員2500人)はこのほど、市社会福祉協議会や救護施設れんげ荘、養護老人ホーム鹿島荘、障害者福祉施設2か所に現金合わせて26万円を贈った。
このうち市社協には10万円とタオル約200枚を寄贈。正副会長や事務局長ら役員4人が市総合福祉センターを訪れ「社会福祉のために」と、松澤郁子・社協会長に手渡した。松澤会長は「長年にわたる温かいご好意に感謝します。有効に活用させていただきます」とお礼を述べた。
托鉢浄財を寄付 安曇野市の歓喜寺住職

 安曇野市三郷明盛、臨済宗歓喜寺の小松忠章住職はこのほど、同市役所を訪れて、歳末助け合い托鉢(たくはつ)で集めた浄財や同寺に寄せられた浄財合わせて約20万円を寄付した。
 旧三郷村時代から歳末の寄付を始め、合併後は安曇野市に寄付して今年で20年目となる。素足にわらじをはき、修行僧のいでたちで安曇野、松本両市を歩き、交通安全や家内安全を訴えながら浄財を集めた。
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