2008年3月1日(土)付

お年寄りの気持ち実感 八坂中で疑似体験

 大町市八坂の八坂中学校(小澤洋治校長、生徒数43人)の1年生18人は29日、家庭科の授業の一環で高齢者の擬似体験をした。加齢による低下した身体能力を体験し、体の不自由なお年寄りの気持ちを実感した。
 市社会福祉協議会の職員を講師に、生徒たちはおもりや耳栓、手足の不自由さを感じるサポーターなどを身につけ、80歳の高齢者程度の身体能力を再現。階段の上り下りなどを体験した。
映画でまちづくり¥Z民企画 池田町 定期上映会へ一歩

 池田町内の有志でつくる「池田町で映画を観つづける会」は、創造館を会場に定期的な映画上映会を開く計画を進めている。映像作品を切り口に芸術文化の振興や地域活性化につなげようと企画。28日には同館で試写会を開き、計画を一歩前進させた。
「クマ注意」出没マップ配布 小谷 共存へ活用呼びかけ

 小谷村の小谷小・中学校はこのほど、村内のクマの出没状況を集約した初の「小谷村安全マップ」を250部作成し、全児童・生徒の保護者家庭への配布を決めた。
 通学路上の危険か所を学校と家庭が共通理解することで、協力して子どもたちの安全対策に取り組める体制づくりをめざす企画。マップは村農林課の協力を得て、子どもたちの通学路を中心に、平成18、19年度のクマの捕獲か所、19年度における目撃か所をクマのイラストと丸印で記載している。
女性視点の町づくり提言 池田公民館講座 町長と懇談

 男女共同参画推進などを目的に研修を重ねる池田町公民館生涯学習講座「女性塾」の今年度最後となる会合が29日、町教育会館で開かれた。地域で子育てできるまちづくりや温暖化対策、環境問題などについて山崎袈裟盛町長に提言し、女性視点からとらえた町づくりについて懇談した。
「有料化やむなし」 明科駅前駐車場研が提出

 安曇野市の明科駅前駐車場研究・検討会(山崎忠雄委員長)は29日、同市明科、ひまわりで最終の会議を開き、市側にJR明科駅前にある駐車場利用方法についての提言書を手渡した。通勤客の無料長時間駐車場となってしまっている現状を利用者側に立った公平感ある解決策として「有料化もやむを得ない」とした。
全国ブランドへ着々 大町生まれ「ラ・カスタ」 ANA初採用

 北アルプス山ろくで生まれ育った「ラ・カスタ」のブランド戦略が着々と進み、ANA(全日空)国際線機内販売初のヘアケア製品として選定されるなど全国展開の第一歩を大きく踏み出している。
 「ラ・カスタ」(イタリア語で『純潔な女性』の意)ブランドを展開しているのは、大町市常盤のアルペンローゼ梶i宮沢豊次社長)。平成元年に創業し、アロマテラピー(芳香療法)やマギーティスランド(アロマオイルブランド)関連製品、植物原料を主体とするナチュラル化粧品を製造している。
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