2008年3月18日(火)付

市街地活性化へ現状把握 大町の検討会「ウオッチング」

 大町市中心市街地活性化検討会の「まちなかウオッチング」は16日、市内で開き、信濃大町駅前から大黒町までの間の諸施設や各事業の整備状況など見て回った。 平成14年3月に策定した市中心市街地活性化基本計画に基づいて実施した事業を検証するとともに、市街地に存在している地域に残された資源を再発見し、今後の基本計画策定に向けて活用するねらい。
ライチョウ生息環境学ぶ 大町山博で公開講座

 大町市の市立大町山岳博物館は16日、県と共催で公開講座「ライチョウをとりまく環境〜爺ヶ岳における調査報告〜」を同館講堂で開き、約60人が参加した。県の自然保護レンジャー、自然観察インストラクターの研修も兼ねて開催した。 昨年6月から10月にかけて、同市と県が爺ヶ岳と岩小屋沢岳で調査した、ライチョウの生態となわばり、営巣環境の過去との比較、生息域での植物の状況、高山に現れる動物などの結果をまとめ、解説した。
真新しい園舎に笑顔 大町はなのき

 大町市大町のはなのき保育園(丸山恵子園長・園児106人)は17日、市内旧東洋紡住宅跡地に新築移転した新園舎で、通常保育をスタートした。園児や保育士らは、木の香りがただよう真新しい園舎内を探検したり、ロッカーやタオルかけに自分の名前をつけるなど笑顔を見せていた。
農村と都市 交流策探る 山留の地 小谷でシンポ

 小谷村のNPO法人・小谷山村留学育成会(矢口富士郎代表理事)は16日、子ども農山村交流シンポジウムを小谷小学校で開いた。これまで都会の子どもを受け入れてきた経験を持つ地域で、国が来年度から取り組む「子ども地域農山漁村交流プロジェクト」について学び、地域としての臨み方を探った。
五穀豊穣願い矢放つ 穂高神社で奉射祭

 安曇野市穂高の穂高神社は17日、室町時代から続く伝統の神事奉射祭(おびしゃさい)」と境内で行った。四季の始まりの春の訪れにあわせ、タカの羽根でつくられた縁起物のかぶら矢を大的に放ち、家内安全と五穀豊穣を願った。
絶景の雪原にようこそ 栂池ロープウエイ運行

 白馬観光開発の栂池営業所は、14日から小谷村栂池ロープウエイの早春運行を開始し、県内外の多くの山愛好家などが、標高1900bの広大な湿原として有名な栂池自然園のなかで、スノーシューや歩くスキーによる雪原の散策を楽しんでいる。 同園の現在の積雪量は平年並みの4b余り。自然園入口の旧栂池ヒュッテは1階部分が雪におおわれ、水ばしょう湿原もいまだ深い雪に閉ざされているが、晴れた日には間近に北アルプスの絶景が楽しめるとあって、休日には300人余が訪れるという。
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