2008年4月4日(金)付

開通間近 準備急ピッチ 立山黒部アルペンルート

 北アルプスを貫き長野県と富山県を結ぶ大町市最大の観光路線、「立山黒部アルペンルート」は10日のオープンに向けて、トロリーバスやロープウエーの準備が急ピッチで進んでいる。滑ヨ西電力や立山黒部貫光鰍ヘ3日、開業直前の状況を報道陣に公開した。 標高2450bの室堂は春模様の里とは別世界の吹雪で、昨年を上回る積雪が期待されている。室堂の正午現在の気温は氷点下6・8度。積雪は約7・6bと深く、多数の大型ブルドーザーが、雪に覆われた駐車場の除雪作業を進めていた=写真。
北ア一目 長〜い<pンフ 大町市最新版が完成

 大町市産業建設部観光課は2日までに、「信濃大町北アルプスの展望」パンフレットを改訂した。大町から見える北アルプスの山々がイラストで一望でき、岳の町ならではの情報が詰まった人気のパンフを最新のものに充実した。
尋常小建設時の貴重な写真 大町市民が教育委に寄贈

 大町市北原町に昭和5年に建設された大町尋常高等小学校(現・大町西小学校)の建設当時の貴重な写真が2日までに見つかり、市教育委員会に寄贈された。市文化財センターは「建設最中の資料はあまりない。西小の歴史を知るいい資料になる」と話している。 同校は昭和3年12月、学童数の増により白塩町の旧校舎から移転建築が決まり、昭和5年に落成式が行われた。写真は建設工事中の昭和4年から5年にかけてのものとみられる。
統合後 初の入園式 白馬しろうま保育園

 白馬村の旧南部保育園と統合して村内で唯一の保育園となった、しろうま保育園(太田昭子園長)で3日、平成20年度入園式が行われ、新入園児49人をはじめ、南部保育園からの在園児を含め163人の園児が新たな集団生活をスタートさせた。
 ホールで行われた入園式には、全園児が保護者とともに入場。ことしからしろうま保育園に通園する園児は初めての保育園やたくさんの友だちに少しとまどいの表情を見せながらも、家族が構えるカメラやビデオに向かってにっこり笑顔を振りまいていた。
「いかのおすし」で防犯 安曇野市 新入生親子に指導

 安曇野署と安曇野防犯協会連合会は3日、安曇野市立堀金小学校の入学式を終えて帰宅する新入学児童と保護者に安全標語の書かれた、「いかのおすし」のクリアファイルを配り、真新しいランドセルを背負った新1年生に防犯指導をした。
 県内のトップを切って行われた入学式には108人の新入児童と保護者が出席、在校生が新しい仲間を迎えた。安曇野署員やボランティアは初めての下校をする子どもにクリアファイルやチラシを配って通学途中などの安全を一緒に守ろうと呼びかけた。
開花前にぼんぼり準備 松川 サクラ名所の有明山社

 松川村の有明山社氏子総代経験者でつくる観桜会(茅野重一会長)は3日、サクラの花見シーズンに向け、ライトアップやサクラ周辺に無数のぼんぼりをつるすなどの準備を始めた。有明山社のサクラは15日ごろ開花するとみられる。
 膨らみを増すつぼみを横目に作業が進み、樹齢100歳を超える老木に囲まれるようにある旧参道沿いにぼんぼりがつるされていった。今後もゴミ拾いなどの周辺整備を実施し、気持ちよく花見客を迎える態勢を整えたいとしている。
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