2008年4月11日(金)付

春の山岳観光幕開け 立山黒部アルペンルート開通

 北アルプスを貫き大町市と富山県を結ぶ山岳観光ルート「立山黒部アルペンルート」は10日、扇沢から室堂までの長野県側が開通した。あいにくの雨天となったが、オープンカーニバルでは神事などで今シーズンの安全とにぎわいを祈願するとともに、多彩なイベントが繰り広げられ、本格的な山岳観光の幕開けを祝った。
 厳寒の北アルプスを踏破した戦国武将・佐々成政の伝説になぞらえたイベントが、JRやトロリーバスの各駅、黒部ダムなどで行われた。33人の武者行列を率いる佐々成政に畑中和良・北安曇地方事務所長がふんし、各所で勝ちどきをあげた。
要約筆記講座スタート 白馬のサークル自主運営

 白馬村の白馬要約筆記サークル「ころぼっくる」の平成20年度の自主講座が10日からスタートした。同村ふれあいセンター学習室で開講式が開かれ、前年度の事業報告を行い、今年度の活動計画などについて話し合った。
入団式で活躍誓う 松川スポーツ少年団

 松川村スポーツ少年団(本部長=平林明人村長)の平成20年度入団式が9日、村役場講堂で開かれた。今年度団員として活動する小学生から高校生までの男女120人が「スポーツを通じて健康な身体と心を養います」と誓いの言葉を唱和。訪れた保護者や関係者に活躍を誓った。
救助大会へ訓練に熱 北ア広域消防の若手

 北アルプス広域消防本部各署の若手消防士は、5月開催予定の北アルプス救助大会出場に向け、連日、厳しい特訓に汗を流している。ロープ渡過競技の訓練会場となっている南部署では、同種目出場予定の5人が、先輩消防士の指導で訓練に励んでいる。 同競技は、上空に張られた20bのロープを2種類の渡り方で往復する。若手消防士たちは、ロープ上に横たわり、ひっくり返らないよう足でバランスを取りながら腕力で進み、仲間からは「足を意識して。頑張れ」などと声援が飛んでいた。
初めての友だちと交流 小谷ふれあい教室

 小谷村公民館と役場住民福祉課は10日、同村保健センターで今年度初の親子ふれあい教室を開いた。3歳未満の子どもを持つ親子が多数参加して、今年度の取り組みについての説明を聞き、自由遊びで交流を深めた。
 近くに同世代の子どもがいないため、集団遊びは初めてという家庭が多く、子どもたちは初めて会った友だちに緊張したようすだったが、自分の名前が書かれた名札をつけてもらって大喜び。集団の雰囲気にもしだいに慣れ、一人遊びから友だちといっしょの遊びを繰り広げて楽しそうに交流していた。
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