2008年4月13日(日)付

交通安全に力 大町 少年団が初仕事

 大町地区交通安全協会は「春の全国交通安全運動」期間中の12日、地域の交通安全のリーダーとなる、交通少年団の20年度入団式を大町署で開いた。 黄緑色の制服を身につけた、大町市内4小学校の4年生から6年生42人が入団。倉田会長から団員証を受け取り、「交通少年団の誓い」を読み上げ、地域の子どもたちの交通安全の指導役になることを誓った。 少年団は式後、同市上橋待避所に開設した交通指導所で、ドライバーに交通安全のチラシやポケットティッシュなどを配布。安全運転を呼びかけ、少年団として初めての仕事を行った。
「CT検査で肺がん発見」 市民のための健康講座

 第4回市民のための健康講座(大糸タイムス、同友の会、大北医師会主催)は12日、大町市中心市街地多目的ホールで開いた。厚生連安曇総合病院呼吸器外科部長の花岡孝臣医師が、肺がんの早期発見に向けたCT検診の有効性について講演した。  花岡医師はがんを火事にたとえ、「がんは小さいうちに発見・治療できれば大事に至らず、身体や経済的な負担も少ない。検診機関は火の見やぐら。火が小さいうちに消火を」と定期的な検診を呼びかけた。地域住民約50人が参加。同院で治療を受けた元患者も訪れ、花岡医師に感謝の花束を贈った。
勝利目指し熱戦 松川 すずむし旗争奪野球

 松川村の松中クラブ主催の第10回すずむし旗争奪中学野球大会は12日、同村川西グラウンドで開かれた。地域4チームが参加して、勝利の旗を目指した熱戦を展開した。松川中学校生徒を中心として社会体育活動で軟式野球をプレーする同クラブが周辺の中学生野球チームを招き、技術向上と親ぼくを深めるために始まり、10年の節目を迎えた。第1回当時はチーム間で差があった技術もお互いに競うことで、レベルアップを図ることができたという。
マイスター案内 散策人気 白馬

 白馬村観光局が北アルプス山ろくの自然を楽しんでもらおうと開いている「白馬マイスターと行く白馬の旅・白馬マイスターツアー」の春ツアーが今月から始まった。村が認定する各分野の達人・白馬マイスターの案内で、春から初夏まで、同村の里山を中心に散策する8つのコースを企画。県内外からの観光客らが豊かな自然の中での非日常体験を満喫している。 4月は豪雪地ならではの残雪と春の息吹を楽しむ「残雪のブナ林と鎌池を訪ねて」が人気を集めている。
伝統の応援練習で熱唱 穂高商業 全校生徒が4日間

 安曇野市穂高の穂高商業高校(大野整校長)は11日、伝統の全校合同の応援練習を行った=写真。この日は最終の合同練習で、強い風が吹く中、全校がグラウンドに集まり糸洲会長が中心となり、4日間の練習の集大成とした。毎年、各クラスで練習をしてから全校でグラウンドに出て、北アルプスをバックに自然の中で練習をする、同高校伝統の行事。生徒らは生徒会役員の「まだまだ声が出るよ!」などの激励に、「はい!」と大きな返事をし、それに応えるように声を張り上げていた。
スピード違反を監視 池田鵜山に人形設置

 池田町鵜山の県道沿いにある町営バス鵜山バス停に、交通安全協会の制服を身につけた人形がお目見えした。
見通しが良く、スピード超過が目立つ県道で目を光らせている。
 人形は、交安協会染支部長の滝沢さんが手作りした。実物に見せようとヘルメットや腕章、夜光べストも着用させる力の入れようで、多くの車が人形が目に入るとスピードを落とす。事故抑止に役立っているようだ。
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