2008年4月17日(木)付

大町高 松本春季大会で 女子剣道24年ぶりV

  大町市の大町高校剣道部女子チームはこのほど、松本市総合体育館で開催した「第51回松本市民体育大会春季剣道大会」で、24年ぶりの優勝を勝ち取った。
高校生女子の部は、5月17、18日に開催されるインターハイ中信予選大会の腕試しの場として、中信地区から8校が5人の団体戦でトーナメントを展開。同校は決勝戦で、穂高商業高校を2勝1敗2分で下し、優勝した。
給食から堆肥 後期分搬出 大町 小中5校に配布

 大町市は16日、昨年度から取り組む学校給食の生ごみ堆肥(たいひ)化事業で、昨年度後期に作った堆肥の搬出作業を開始した。身近な資源の循環モデルを実現し、ごみ減量や児童への食育・環境教育、市民への啓発につなげる事業で、堆肥は市内の5小中学校に配られる。同事業は、これまで焼却処分していた学校給食の残飯や調理くずを八坂堆肥化センターで処理し、各校で再利用する。昨年度は試験的に東・西の両小学校で実施し、2校で年間10・8dの生ごみを処理し、約18dの堆肥を作った。
湿原に白い妖精 大町市居谷里で開花

 大町市郊外の県天然記念物居谷里湿原などで、ミズバショウが白い姿を見せ始めた=写真。ゴールデンウイークころ最盛期を迎えそう。
 サトイモ科の多年草で、けさを着て座禅をする僧侶を思わせる形の、白い苞(ほう)に包まれて花が咲く。
 ことしは雪が少なかった昨年に比べ開花が遅く、4〜5日遅れて咲き始めた。
県内トップ安曇野に早苗 豊科の宮沢さん田植え

 安曇野市豊科の大形水稲農家・宮沢さんは16日、県内のトップを切って田植えを行った。水を張った田に苗が並び、うす曇に覆われた北アルプスをバック春本番を迎えた安曇野ならではの水鏡が広がり、宮沢さんは「安曇野の新米を1日も早く消費者に食べさせたい」と話していた。
こいのぼり優雅な泳ぎ 松川 芦間川に700匹

 松川村の総合レジャーランド・ハロー安曇野とんぼ玉美術博物館脇を流れる芦間川に、無数のこいのぼりが飾られ、注目を集めている。春の装いとなった安曇野を優雅に泳ぐこいのぼりの姿に、多くの人が足を止めシャッターを切っている。 こいのぼりの飾り付けは、支配人の「訪れた人たちの喜ぶ顔が見たい」との思いで始まり、4年目を迎える。ことしは、同施設駐車場や芦間川200bにわたりにこれまでで最多となる700匹ほどのこいのぼりで彩られている。こいのぼりは、募集を重ねているもので、初回は400匹ほどだったが、4年で倍近い数にまで増えた。
夜桜ライトアップ 松川有明山社で開花

 松川村有明山社のサクラが開花し始めた。日が落ちるとともにライトアップされ、一帯がサクラ色に染まる。 有明山社内には、200本を超えるのソメイヨシノやシダレザクラ、ヒガンザクラがあり、なかには樹齢100年以上の古木もある。ライトアップにぼんぼりと、夜桜を楽しむには格好の場所で、日暮れともなれば、多くの人が足を運ぶ。 ライトアップなどの花見シーズンに向けた準備は、有明山社のサクラ保全に取り組む観桜会が実施している。 有明山社のサクラは今週末には見ごろを迎えそうだ。
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