2008年4月24日(木)付

北アブランド販促本腰 27日 道の駅に公式ショップ

 北アルプス山麓(ろく)農畜産物ブランド運営委員会(委員長=宮澤敏文県議)は23日、今年度の初会合を大町市の大町合同庁舎で開いた。20年度は発信の年と位置づけ、管内道の駅に設置するオフィシャルショップでのオープニングイベントを皮切りに、認定品の本格的な販売促進に取り組む。
「絶滅危惧種なぜ育つ?」 大町南小4年生が現地学習

 大町市常盤の市立大町南小学校(今水茂校長)の4年2組25人は23日、総合的な学習の時間に同地区須沼の「おきな草の里」を訪れた。昨年の、校外体験をきっかけに「絶滅危惧(きぐ)種がなぜ地元で育つか」などの疑問を持ち、現地で学習した。
おきな草の里づくりの会(横山恒夫会長)のメンバーが説明にあたり、草取りや害虫駆除、高瀬川からの水やりなど、協力しながら群生地を作り上げたと活動を紹介。絶滅を抑えようと努力してきた経過を話した。
春らんまん お花見給食 大町西小

 高気圧に覆われて青空が広がった23日、安曇野市穂高で午後2時に26.1度を記録しことし初の「夏日」となるなど、各地で最高気温を記録した。
大町市の大町西小学校(幅下守校長・377人)では同日、満開となったサクラの下で全校児童が恒例のお花見給食を実施し、桜花らんまんの春を満喫した。  校内にはソメイヨシノを中心に119本のサクラの木があり、「全校でサクラを見ながら交流を図り、おいしく楽しく給食をたべよう」と毎年実施している。
ベンチ作りで森林理解 小谷小4年 塩の道祭りで披露

 小谷村の小谷小学校(五十川崇校長)で、4年生36人が里山整備の間伐材を使った丸太のベンチ作りが進んでいる。同校に隣接する千国大宮諏訪神社の境内横の休憩所に設置して5月3日の塩の道祭りに訪れる多くの観光客に初披露する。 児童たちは昨年から村内外の林業に携わる人との交流・体験を通して、森林の役割や現状を学んでいる。地元PTAや有志でつくる実行委員会が、クマなどの野生動物と人とのすみ分けをはかるために学校近くで行った里山整備を見学したのをきっかけに、間伐材の再利用を計画。総合学習の一環として、1年がかりで取り組んできた。
ジャガイモ植え食育=@松川の園児 「農業小」で

 松川村北保育園(松島幸子園長)の園児約60人は23日、営農支援センターの「安曇野松川農業小学校」事業の一環として、村内の畑でジャガイモの植え付けを体験をした。園児らは同センター職員に植え方の指導を受け、ジャガイモを手に一列に並び「土は優しくかけてあげないとおイモがかわいそうだよ」「おいしくなりますように」と立派に育ってほしいとの願いを込めながら4うねにわたり約10`のジャガイモを植えた。秋には収穫し、給食などで味わう予定。5月からはトウモロコシやサツマイモなどを植えて食育につなげる。
韓国農協が直売所視察 池田で交流 地元産味わう

 韓国農業協同組合の職員約40人は23日、JA大北の各施設を視察し、大北地域の農業に触れた。池田町のJA大北会染支所では農産物直売所を視察し、日本の直売所の仕組みと地元の農産物などに理解を深めた。
直売所に出荷する農家1年間の売上高やニーズのあるものなどについて、積極的に質問していた。地元農産物を買い求め、味わう姿が見られた。
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