2008年5月1日(木)付

住民とボラ棚田保全に汗 白馬青鬼 田植え準備着々

 「日本の棚田百選」として知られる白馬村青鬼地区で29日、地区住民とボランティアによる棚田の水路清掃が行なわれ、約30人が参加して、棚田の保全に汗を流した。 同地区は昔ながらのかやぶき民家や棚田が多く残されている地区として、国の重要伝統的建造物群保存地区に選定されている。高齢化と過疎化が進むなか、地区の農家だけでは棚田の保全が困難なため、毎年村内外からボランティアを募り、棚田を守っている。
鮮やかパンジー出迎え 松川の大花壇1万株見ごろ

 松川村の安曇野ちひろ美術館北側の大花壇が見ごろを迎え、色鮮やかなパンジー約1万株が観光客や地元の人々の目を楽しませている=写真。何列にもわたって植えられた黄色、白、紫など色とりどりの花が咲き誇り春の盛りを感じさせる。観光客らはカメラを手に思い思いに花壇内を散策していた。花は5月初旬まで楽しむことができそうだ。大花壇は村内の緑化活動に取り組む「花が咲いている村づくりの会」が数年前から定植。花の観光スポットとして定着してきている。
開幕18チームV目指す 安曇ジュニアフットボールリーグ

 安曇少年サッカー連合会主催の「第26回安曇ジュニアフットボールリーグ」(大糸タイムス社など後援)の開幕式が29日、大町市常盤の運動公園サッカー場で開かれた。
地元大北の5市町村や安曇野市、松本市、東筑などから女子2チームを含む18チームが参加。各チームともA(6年以下)、B(5年以下)、C(4年以下)の3リーグに分かれて、10月下旬までリーグ戦を展開する。
「母の日」力作似顔絵展示 白馬ハピアに村内園児

 白馬村のAコープハピア店は、5月11日の母の日に向けて、「ぼくの・わたしの大好きな人」と題したお母さんの似顔絵展を店内で開いている。同村のしろうま保育園と信学会白馬幼稚園の園児が描いた絵や、同店利用者から寄せられたものなど、250枚を超える力作が、訪れる人の目を楽しませている。 店舗の上部に万国旗のように飾られた似顔絵は、子どもたちがお母さんへの日ごろの感謝をクレヨンや切り絵などで紙いっぱいに表現した、愛情あふれる作品。それぞれの作品には「いつもごはんを作ってくれてありがとう」「おかあさんだいすき」など、子どもたちからの一言も添えられている。訪れた人は目を細めながら1枚1枚の似顔絵を楽しそうに見入っていた。
桜の下 ハイキング 大町あすなろ保育園

 大町市常盤の市立あすなろ保育園は28日、「お花見ハイキング」を開いた。園児たちはリュックサックを背負い、春のさわやかな風を感じながら、年齢ごとに元気よく散策した。年長児は片道30分ほどの同地区清水神社まで往復した。昼食は、母親らの愛情が込められた手作り弁当を、小学校のグラウンドや公民館裏庭などの桜の木の下で味わった。時折、桜吹雪が舞い散ると、「わーきれい」、「すごいね」などの歓声をあげ、満面の笑みを見せながら春のひと時を過ごした。
地域の守り心新たに 白馬小谷で消防団出初め式

 白馬村と小谷村の消防出初め式が29日、各村で開かれた。両村それぞれ200人余が参加して、新団長のもと、黙とうや分列行進、定例表彰などを行い、火災予防と地域の防災意識の高揚へ向けて心新たにした。
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