2008年5月3日(土)付

体験通じ緑化学ぶ 美麻小 みどりの少年団任命式

 大町市の美麻小学校(塩島弘之校長)は2日、みどりの少年団任命式を同校で開いた。少年団の制服に身を包んだ5、6年生26人が、任命式に併せて植樹を行い、本年度の緑化活動をスタートした。
 団員たちは、緑が豊富な学校の敷地内に、アラカシ、イロハモミジ、クリの苗木を各3本ずつ、合わせて9本を植樹。北安曇地方事務所林務課職員の指導で、スコップで掘った穴に苗木を入れ、ほぐした土をかぶせ、丁寧に植えつけていった。
白馬三山背にこいのぼり  有志が準備風物詩

 端午の節句を前に、白馬村の平川河川敷に6日までの日程で、こいのぼりが掲げられた。同村飯森地区の有志でつくる「飯森チャレンジ会」(吉田馨会長)が、20数年前から家庭で不要になったこいのぼりを持ち寄り、地域で補修や寄贈を募りながら飾っているもので、季節の風物詩として親しまれている。
 同所は白馬三山の眺望と清流の調和が絶好な場所で、春風をはらんでこいのぼりが大空を踊り、多くの見物客が訪れて記念写真を撮るなどしていた。
バラ風呂満喫 大町 上原の湯1日限定

 大町市平の市コミュニティセンター上原の湯はこのほど、赤やオレンジ、黄色など色鮮やかなバラの花を浴槽に浮かべた「バラ風呂」を1日限定で開設した。花は三重、宮崎県などからの産地直送の国産物で、咲きたて、摘みたてのバラ約800輪を使用した。
目立つ吸い殻「マナーを」 大町婦人会国道ごみ拾い

 大町市の大町婦人会(川上節子会長)は30日、市内の国道沿線でごみ拾いのボランティア活動を実施した。「きれいな大町で、気持ちよく観光を楽しんでもらおう」と、20年ほど前から連休前に実施している同婦人会の恒例行事。
 会員約20人が参加し、JR信濃大町駅近くの交差点から白馬村境の佐野坂まで、国道147・148号沿いで空き缶や空き瓶、ごみ類を分別収集した。

 川上会長は「各コンビニエンスストアにごみ箱が備え付けてあるためか、空き缶や空き瓶のポイ捨て、弁当の空容器などは以前に比べ量は大幅に少なくなりました」と話す一方で、「一番目立ったのはタバコの吸い殻。マナーを守っていただきたい」と強調していた。
新体制 初の国際結婚式 聖白馬教会で門出

 白馬村みそら野の婚礼施設「聖白馬教会」でこのほど、新体制後初の国際結婚式が行われた。カップルは、外国人客の増加で人気が高まっている白馬で、来シーズンから外国人向けのペンションを開業予定の、オーストラリア人のベンジャミン・ラッセル・マーンさんと直井裕子さん。
 自然豊かな白馬で二人が協力して新たな人生を踏み出すための第一歩にしたいと、同教会での挙式を決めたという。
本堂でミニコンサート 大町霊松寺で影武者演奏

 大町市山田町の霊松寺(伊東泰顕住職)で29日、シンセサイザー奏者・影武者(本名・小尾信二さん)のコンサートが開かれ、約70人が演奏に聞き入った。
 同寺での影武者コンサートは4年前から、春と秋に山門下で行われてきたが、今回は初めて本堂内で、本尊の釈迦三尊に向かって演奏する形で開かれた。
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