2008年5月4日(日)付

好天 新緑の古道巡る  第29回塩の道祭り  小谷 牛方宿でプレイベント

 かつて塩を運んだ古道、千国街道を巡る第29回「塩の道祭り」が3日、小谷村から始まった。好天に恵まれた初日の小谷村には、全国から3200人余が参加。新緑の芽吹きや遅咲きの桜、山野草を楽しみながら下里瀬から栂池まで約9`のコースをのんびりと歩いた。4日に白馬村、5日は大町市で開かれる。
 同村はことし、合併50周年と観光連盟設立20周年を迎え、2日夜、牛方宿でプレイベントを実施。「おたり塩の道の会」の田中省三さんによる塩の道講話と、携帯用の明かり「ことぼし」を持って夜の塩の道を歩く「ナイトウオーク」を初めて開催した。
犯罪から身を守る対処法 大町 八坂中で訓練

 大町市の八坂中学校(小澤洋治校長、生徒41人)は2日、防犯訓練を開いた。不審者やネット犯罪などで少年が事件に巻き込まれる可能性がある中で、自分で身を守る方法を学んだ。
 大町署生活安全刑事課や八坂駐在所の署員が講師を務め、万が一不審者や暴漢に襲われた場合の対処法を指導。後ろから羽交い締めにされた場合や、前から手をつかまれた場合に振りほどく方法などを教え、生徒たちも実演で体験した。
女性競技人口拡大を サッカー教室で魅力堪能 大町

 大町市の女性サッカーチーム「FC大町タフィタ」(川原幸子代表)は3日、女性の初心者を対象とした体験教室を市運動公園サッカー競技場で開いた。女性競技人口の拡大を図ろうと企画。同チーム選手や初心者約40人が参加し、元気良くコートを駆け回り、サッカーの魅力を堪能した。
 FC大町タフィタは、市内を中心とした小学生から一般までの45人が所属。小学生チームは昨年、県大会で優勝、北信越大会で3位に輝いている。中学生チームはことしの県大会で2位となっている。
黄色のカタクリ咲く 小谷村下里瀬 北村さん宅

 小谷村下里瀬で時計店を営む北村祥子さん宅の庭で、黄色いカタクリの花が咲き、話題となっている。
 園芸が趣味で山野草が大好きという北村さんは、4年前に実家の里山の斜面で自生している赤紫色のカタクリの種子を兄弟に採ってもらい、実生から育ててきた。カタクリは実生から育てると発芽から成熟して花が咲くまで数年を要するといい、最初は植木鉢で毎年少しずつ株を増やしてきた。
一流ラケットさばき体験 松川村でプロ招き講習会

 大北地区卓球連盟(百瀬清会長)は3日、日本卓球叶齣ョプロを講師に迎えた卓球講習会を松川村のグリーンワークまつかわで開いた。大北地域から100人を超える小中学生が参加。一流選手の絶妙なラケットさばきを実際の目で体験した。
池田職員が清掃奉仕 高瀬川左岸の堤防道路

 池田町役場職員は1日、高瀬川左岸堤防道路の大町市境から安曇野市境で、ゴミ拾いをする「クリーン運動」を行った。活動には同職員のほか町会議員らも参加し、約50人が延長約9`bの区間を清掃した。
 参加者はポイ捨てされている空き缶やビニール袋などの生活ゴミを拾い、缶、ビン、燃えるゴミの3種類に分別。集まったゴミはビンや缶類が多く、中には車のバンパーもあった。
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