2008年5月6日(火)付

サッカーで広がる親子交流 こどもの日大町FCイベント

 大町フットボールクラブは5日、サッカーを通じた親子のコミュニケーションを深める恒例イベントを大町総合運動公園サッカー場で開いた。小学生メンバーと保護者約170人が参加。親と子のチームに分かれて白熱戦を繰り広げた。
新緑 塩の道巡る 旅姿=@湖畔と山麓道中満喫 大町

 第29回「塩の道祭り」は最終日の5日、大町市で開いた。全国から約610人が参加。仁科三湖の周囲を歩く湖畔道中と、社地区のから北アルプスを眺める山麓(ろく)道中、2つのルートに分かれ大町市の景色を満喫した。
湖畔道中は佐野坂の三十三番観音を出発し、森城址までの約11`。荷を背負った馬や代官など昔の旅姿を再現した行列が同行した。参加者は仁科三湖の眺めや、行路の両側に咲いた一面の菜の花などを楽しんだ。
昔ながらの花嫁行列 白馬

 白馬村では4日、開かれた。県内外から訪れた約2600人が参加して白馬三山の眺望や新緑を楽しみながら落倉自然園から同村グリーンスポーツの森まで約9`のコースを歩き、「塩の道」にまつわる歴史と文化にふれた。 
 村民有志や参加者が昔の街道を行き交った人々の旅姿に扮(ふん)し、往時の雰囲気をかもしだした。切久保諏訪神社では同村新田地区の新婦が昔ながらの花嫁行列を行い、祭りに花を添えた。
「春は名のみの風の寒さや」 安曇野に響く早春賦 国営公園で音楽祭

 安曇野市堀金烏川、国営アルプスあづみの公園の第4回早春賦音楽祭は4日、同公園で開かれた。みんなの音楽広場、音楽フリー広場、安曇野の空にひびく若人の歌声、さわやかふれあいコンサートなどが行われ、快晴で一気に夏の訪れを感じさせる暑さのなか豊かな歌声が響き、約1万6000人の人出でにぎわった。
雪に覆われた安曇野で暮らす人々の春を待つ心を歌った「早春賦」は大町高校校歌作詞者としても知られる吉丸一昌(1873−1916)により大正2年(1913)に誕生。大正、昭和、平成と歌い継がれて親しまれてきた。
読み聞かせ本に親しむ 大町 子ども読書習慣にちなみ

 市立大町図書館は4日、「子ども読書週間」(4月23日から5月12日)にちなんだイベントを同館で開いた。親子約30人が参加し、絵本の読み聞かせなどを通じて本に親しんだ。
 子どもたちは、めくることなく絵が移動していく手作りくるくるシアターや、大型絵本の読み聞かせを楽しんだ。母親と寄り添いながら夢中になって見入っていた。
巨大銀幕で名作懐古 池田のシネマ・ファン倶楽部

 池田町を中心とした住民有志でつくる「シネマ・ファン倶楽部」は4日、黒澤明監督作品「赤ひげ」(1965年)の上映会を町創造館で開いた。
 縦4b横7bの巨大スクリーンに映し出される迫力ある映像が約80人の参加者たちを魅了。同倶楽部事務局のNPO法人安曇野田舎暮らし相談所のメンバーが上映技師を務めるなど、住民手作りの上映会を展開した。
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