2008年5月11日(日)付

クワガタ、カブト大きく育て 池田陸郷 昔ながら苗床づくり

 池田町陸郷の宮の平、有明、小実平の3地区住民でつくる陸郷登波離橋愛護会は10日、昆虫の産卵場所に適するとされる昔ながらの苗床づくりを行った。この場所から多くのカブトムシやクワガタを飛び立たせようと、幼児から60代までの住民8人が参加。来夏に期待を込めながら作業に汗を流した。 苗床は、自然発酵により帯びた熱を利用し、野菜などの苗を育てる場所で、湿気があり高温が保たれることから昆虫が産卵しやすい環境となっている。子どもたちの生物観察の場所としても活用していきたいとしている。
残雪に花ウオーキング 商店街に菜の花で歓迎

 大町市で17日に全国菜の花サミットと同時開催する「残雪に花ウオーキング」の実行委員会は、仁科町の駅前本通り商店街を菜の花やシベリアアイリス(アヤメ)のプランターで飾っている。菜の花も黄色い花びらを開き、当日には見ごろを迎えそうだ。
サミットやイベント開催を目前に、参加者や観光客、市民を花で歓迎しようと、実行委でプランター140個を商店街に並べた。
自然の造形美写真で 大町で雪形風景展

 第7回北アルプス雪形まつりで、「雪形のある風景写真展」は10日、大町市仁科町のギャラリーいーずらで関連イベントの先頭を切って始まった。25日までの午前10時から午後6時まで、北アルプスに浮かぶ自然の造形美を写した作品が展示される。入場無料。会場には北アのさまざまな雪形の写真や版画、解説パネルなど約50点が並び、解説ビデオが上映されている。市民からの公募作品は3点飾られ、草競馬や渓流、民家の模様から仰ぐ雪形などを描き出していた。
小学生ボラ手話学ぶ 松川で教室開講 車いす体験も

 松川村社会福祉協議会が小学生を対象に開くボランティア教室が10日、松川村福祉プラザゆうあい館で開講した。児童ら22人が参加し、手話講座と車いす体験、村内の福祉施設めぐりでボランティアについて学んだ。
手話講座では、1から1000までの数字や童謡「こいのぼり」の歌詞を手話で練習。参加者は手で言葉を表現するのが難しいようで、戸惑いながらも歌詞を口ずさみながら一生懸命に覚えていた。
季節の花寄せ植え 池田町で鉢づくり教室

 池田町創造館で10日、恒例の花の寄せ植え教室が開かれた。町内から十数人が参加し、チョコレートコスモスやバラなどこれからの季節が見ごろとなる花を使った寄せ植えを楽しんだ。
 参加者たちは、用意された花のなかから数種類を選び、何度も配置を変えるなど納得のいく寄せ植え鉢づくりに取り組んでいた。
新緑に初夏の花咲く 国営公園シャガやツツジ

 安曇野市堀金烏川、国営アルプスあづみの公園でアヤメの一種シャガとヤマツツジ、レンゲツツジが見ごろを迎えている。周辺は新緑に包まれて早くも初夏の雰囲気を醸し出しており、花は今月終わりまで楽しむことができるという。
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