2008年5月18日(日)付

菜の花通じエコ発信 大町で全国サミット

 県内外から環境や景観に取り組む団体が集う「第8回全国菜の花サミットin信州・大町」は17日、大町市で始まった。「食油文化の再生」をテーマに、北アルプスのふもとに菜の花が咲く大町から、地域活動による地球温暖化防止と循環型社会を発信する。 JA大北会館アプロードでの全体会には、約500人が参加。菜の花プロジェクトネットワーク代表が基調講演。菜の花によるさまざまな取り組みが、循環や環境について意識し始める契機となり、地域の元気につながった。
「レンゲ田おにぎり」味わう 大町市須沼 祭りで交流

  第13回「れんげ祭り」は17、18日の2日間、大町市須沼のレンゲ田で開いている。多くの人が訪れ、レンゲ田で作られた米の試食を通じ、生産者との交流を深めた。来場者は、無料で配布されたおにぎりと豚汁を、レンゲソウが一面に咲く会場で味わった=写真。米の生産に、目の前で咲くレンゲソウが使われると聞き、驚く姿が見られた。
かれん山野草並ぶ 18日まで 大町公民館で展示

 大町市内の山野草を愛する女性12人でつくる大町山草会の山草展が17日、同市東町の大町公民館分室で始まった。会場には、会員が丹精込めて育ててきた約180種、約220鉢の山野草が並び、詰めかけた市民らの目を楽しませている。
小さな青色の花のハナナズナ、黄色い花のチシマキンバイやコガネグルマ、紫色のツルハナシノブ、白い花のエンレイソウ、あでやかな花のタイリントキソウなどが、かれんな花を咲かせている。
新緑 北の安曇野満喫 池田町 北ア展望ウオーク

 日本ウオーキング協会公認の「第1回いけだまち北アルプス展望ウオーク」は17日、道の駅池田を発着点にして開かれた。全国から約350人が参加して新緑の北の安曇野を満喫した。 北アルプスのおいしい風を浴びながら美しい日本の歩きたくなる道500選に選ばれた「安曇野北アルプス展望のみち」を歩こうと初めて開催した。道の駅をスタートし滝の台展望スポット−堀の内−八幡神社を巡る13`と、道の駅からクラフトパーク−堀の内−八幡神社のクラフトパークコース17`の2コースを設け、参加者がそれぞれ選んで歩いた。
緑豊かな環境願い 松川村 子ども会育成会が植樹祭

 松川村と同村子ども会育成会連絡協議会主催の植樹祭は17日、同村馬羅尾高原のアカマツ林で開かれた。村内各地の子ども育成会や村関係者約100人が参加し、コナラやクリ、レンゲツツジなど約700本の苗木を植えた。
同村植樹祭は毎年春に行われ長年続いている恒例行事。中信地区内の市町村単位で植樹祭を行っているのは、同村のほか安曇野市、塩尻市と波田町だけで、緑豊かな環境づくりへの思いがうかがえる。
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