2008年5月21日(水)付

新園舎「夢育てる施設に」 大町 はなのき保育園完成式

 大町市西若宮町のはなのき保育園の新園舎完成式は20日、同園で開いた。関係者ら約40人や園児らが、明るくぬくもりのある夢を育てる施設を目指してつくられた新たな子育て拠点の完成を祝った。 式典では、園児たちがくす玉を割り、関係者たちに「広くて明るくて大好き。みんな仲良く遊びます」とお礼や歌を披露し、元気な姿を見せた。牛越徹市長は「子育て拠点のひとつとして、安心して子を産み育てることができるように取り組みたい。夢をはぐくみ愛される施設としたい」とあいさつした。
中国四川大地震から1週間 大北でも募金の輪

 中国の四川大地震発生から丸1週間が経過し、大北各地でも募金活動など支援の輪が広がっている。各市町村や社会福祉協議会で募金箱を設置するなど、募金活動が行われている。小谷、白馬両村社協は設置を検討している。
 大町市の社会福祉協議会は、6月9日まで義援金を募っている。「地域防災マップ」作成など、防災意識向上に向けた取り組みも行っており、募金箱を設置した。寄せられた義援金は日本赤十字社を通じて、中国の赤十字に送られる。
優勝めざし全力プレー 白馬 早起き野球開幕

 早起き野球の第38回白馬リーグ(太田誠会長)は19日、開幕した。今年度は7チーム120人余が参加して7月末まで総当り戦を2回行い、優勝めざして熱戦を繰り広げる。トーナメント戦や小谷村との交流試合も予定している。
 開会式は村営北部グラウンドで約50人が参加して開いた。
松川村 細野の組合定植に汗 休耕田でアスター栽培

 松川村細野の地域住民でつくる細野集落営農組合は19日、お盆の切り花に使われる露地栽培のアスターの定植作業を地区内の畑で行った。ことし初めて実施する事業で、休耕田を有効活用し地域の農業の元気を取り戻す。
 同組合は国の品目横断対策に対応するため結成し、共同育苗や購入などに取り組んでいる。県のエコファーマーに認定された組合員も参加し、減農薬や有機栽培の米作りにも取り組んでいる。3年目を迎え新しい品種を増やそうと計画し、花栽培の経験のある組合員もいることから、アスター栽培を決めた。
残雪自然園 遅い春 栂池 ミズバショウ 開園に花

 小谷村の栂池自然園で20日、開園祭(同実行委主催)が開かれ、関係者30人余りが出席して、神事でシーズンの無事故や貴重な動植物が生息する同園の環境保全を祈願した。 標高1900bの高地にある日本有数の高層湿原の同園は6月から7月にかけて白馬三山を背にミズバショウの大群落が広がる。現在、園内は2bほどの積雪に覆われているが、ことしは雪解けが早く、清流の流れ込む場所では昨年のほぼ倍の30b四方ほどの、ミズバショウの群生が確認できる。
出前講座で認知症理解 白馬の支援センター 専門家招く

 白馬村地域包括支援センターは19日、県介護センター所長の丸山直道さんを講師に招き、同村役場で「認知症高齢者の正しい理解と私たちの役割」と題した出前講座を開いた。要介護者をかかえる地域住民などが参加して、認知症を身近な問題として地域全体で支える介護について理解を深めた。
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