2008年5月22日(木)付

テプコ来館100万人

 高瀬ダムや水力発電のしくみなど紹介する大町市平の「東電ピーアール轄p」川テプコ館」は21日、来館者100万人を達成し、東京都江戸川区から訪れた団体客の、前後を含む3人に記念品を贈った。
荒廃棚田協力して再生 八坂切久保 地域と山留OB

 大町市八坂切久保堤地区で棚田の復活に取り組む、農の心をつくる会はこのほど、田植え作業を実施した=写真。地域住民と山村留学の卒業生らが、耕作放棄され荒れていた棚田を力を合わせて復活させた。作業には地元住民による切久保堤水利組合や、山村留学OBと家族など都市住民ら約20人が参加。小型の田植え機や手植えで、昨年より4枚多い7枚約10eの棚田に、あきたこまちやもち米、古代米(黒米)の苗を植えた。
早期復興願い義援金 高瀬中 中国、ミャンマーに

 大北地域や安曇野市の中学校、高校では、大地震に見舞われた中国やサイクロン被害に遭ったミャンマーの支援活動が行われている。池田町の高瀬中学校ボランティア委員会は、両国の早期復興を願い校内で義援金集めを展開した。 募金活動は登校時間を使い15日から開始。生徒玄関に、ボランティア委員が募金箱を手に立ち、協力を呼びかけた。4日間で2万4000円が寄せられた。委員長は「短い期間で、ここまで集まるとは思わなかった」と生徒たちの善意に感謝していた。
ロボコン用品 再利用 池工生 南保育園に寄贈

 池田町の池田工業高校機械工学部ロボット班は、「ロボコンイン信州」の競技で使われたスポーツ用品を町内の学校などに寄贈した。再利用や地域貢献を目的とした初めての取り組み。竹内班長と石田卓万副班長は21日、池田南保育園を訪れ、ソフトバレーボールやリング状をしたバトンを園児たちに贈った。 生徒たちは、ソフトバレーボールなどを園児に手渡し、「みんなで元気よく遊ぶ道具として利用してもらえればうれしい」などと話していた。早速、ボールを投げあうなどして遊ぶ園児の姿が見られた。
「画と書を愉しむ」 豊科郷土博 展示替え

 安曇野市豊科の豊科郷土博物館は常設展示の一部を展示替えし、ふだんは収蔵している貴重な資料を6月12日まで公開している。「画(え)と書を愉(たの)しむ」をテーマに、須田剋太(すだこくた、1906−90)画伯の書「心身脱落」など22点を展示している。
穂高の満願寺 ツツジ見ごろ

 安曇野市穂高、栗尾山満願寺境内のつつじ公園のツツジが見ごろを迎えている。色鮮やかな赤やピンクのツツジはほぼ満開となり、白色のツツジはこれから花を咲かせ始めるところで今月いっぱいは新緑のなかの花の季節を楽しめそうだ。
 つつじ公園は約2000平方bの敷地に約5000株のツツジが植えられている。旧穂高町が昭和51年ころに同寺庭園に植樹し、現在は安曇野市が管理している。駐車場から108段の階段がある参道を登ると一面のツツジが広がる。
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