2008年5月24日(土)付

メンドシーノ訪問団出発 大町 姉妹都市でホームステイ

 大町市の姉妹都市・米国カリフォルニア州メンドシーノとの相互交流で、美麻小学校5・6年生26人を中心とした訪問団は23日、米国に向けて旅立った。
美麻小中学校で開いた出発式では、そろいの赤いパーカーに身を包んだ団員が多くの保護者やボランティアらに見送られ、「行ってきます」と元気な声を上げ、バスで成田空港に向けて出発した。
ツツジ見ごろ除草に汗 大町の農具川環境美化委

 大町市の農具川環境美化委員会は20日から3日間、農具川の堤防の除草作業を実施。河川環境整備の一環として、同市神栄町地籍から三日町地籍までの約1・5`の区間で、会員3人が草刈り機を使い長く伸びた雑草を刈り払った。
堤防の土手では、同委員会が植えた約1500本のツツジがほぼ満開となり、赤や白、ピンク、黄色の花が鮮やかに咲き競っている。
北ア眺め「里山道中」 白馬公民館 古道柄山峠から開講

 白馬村公民館はこのほど、新たな生涯学習事業の一環として、北アルプス連峰を里山から眺める「白馬里山道中」を開講した。初回は白馬小谷研究社の田中元二さんを講師に、鬼無里と四ケ庄を結ぶ道「柄山峠越え」の古道を歩いた。
修学旅行生が農林作業 白馬

 大阪府の大阪市立野田中学校3年生120人が21日から、2泊3日の修学旅行で白馬村を訪れ、地域の人と交流しながら農作業や林業などを体験した。初日は白馬村の野平地区で、里山の保全活動と昔ながらの手植えによる田植えに挑戦した。 生徒は同村のNPO法人・白馬里山体験学校のスタッフから、森林が空気を作るという役割など、里山の自然が自分たちとどのようにつながっているのかなどについて説明を受けたあと、ノコギリを手に杉の木の伐採や枝打ちなどを体験。持ち慣れない用具にとまどいながらも、ひたいに汗を浮かべて自然保護や林業の苦労、楽しさなどを体感していた。
明大生 農家で体験研修 大北でファームステイ

 池田町、松川村、白馬村内の4農家に25日から、明治大学農学部食料環境政策学科2年生9人が、滞在して農業を体験する「ファームステイ」で訪れている。受け入れ式は初日、松川村の活性化センターセピア安曇野で開かれ、学生が抱負を語った。同研修は9年前から行っており、今年度は全国12か所に分かれて農家へ宿泊、家族と農作業や生活を共にする。近年の食糧問題をふまえ、いのちと向き合い、農作物のでき方、食生活のあり方などを学ぶ。大北での研修は29日までで、ソバやカーネーションなどの育成、農作業体験をする。
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