2008年5月27日(火)付

昔ながら農村生活体感 八坂美麻 山留生が田植え

 大町市八坂・美麻両地区の山村留学生が生活する(財)育てる会八坂美麻学園山村留学センターは25、26の両日、手植えによる田植えをセンター近くの棚田で行った。昔ながらの農業体験を通し、農村生活の一端を肌で感じた。 26日は八坂小学校に通う4年生から6年生までの児童9人が作業。前日までに中学生らが半分を植えた5eの水田の残りに、あきたこまちを植えた。 同センターでは毎年、1年間かけて手植えや稲刈り・はざかけなど手作業の農業を体験し、食の大切さを学んでいる。児童や生徒は作業を前に、農耕民族としての伝統的な生活などを学んだ。
草競馬 迫力レース 大町

 大町観光草競馬大会は25日、大町市常盤泉の観音橋南の高瀬川河川敷で開いた。県内外から競走馬やポニーなど約40頭が出走し、迫力あるレースを展開、多くの観客でにぎわった。競馬愛好家による、地域に密着した大会として毎年開催。全16レースが行われ、目の前を泥を跳ね上げながら走り抜ける競走馬に、観客からは盛んな声援が飛んでいた=写真。
海洋スポーツの季節 大町木崎湖で艇庫開き

 大町市平木崎湖畔のB&G海洋センターで25日、艇庫開きが行われた。海洋スポーツ少年団による安全祈願が行われ、カヌーやヨットなど今年度の湖上スポーツ活動が始まった。
式には団員や市職員ら17人が参加。全員で艇庫前を掃除し、並んだヨットなどの船首にジュースをかけ、無事故を祈った。
早乙女姿で紫米手植え 白馬青鬼の棚田 五月祭り

 日本の棚田百選にも選ばれている白馬村青鬼地区の棚田で25日、棚田の保全や豊作を願う「五月祭り」が開かれた。地区住民と紺がすりやたすきの早乙女姿に身を包んだ村内外のボランティアなど約40人が参加して、昔ながらの手植えによる作業で、地元農家所有の約10eの田んぼに同村特産の紫米を植えた。田植えが初めてという人も多く、柔らかい泥に足をとられたり、「腰が痛い」などと言いながら農家の苦労を実感しているようすだった。
松川でも中国救援募金

 12日に発生した中国・四川大地震を受けて、松川村でも救援募金が始まっている。26日から同村保健センターと村役場の2か所に中国・四川大地震の救援募金箱を設置、役場などを訪れる人が募金をしていく姿が見られる。
集まった募金は日本赤十字社に送り、他地域からの救援金とともに中国へ送られる。同募金は来月10日まで行う予定。
地元産並ぶ 青空市場 松川でシーズン入り

 松川村の青空市場運営委員会は24日、青空市場オープニングイベントを同村活性化センターセピア安曇野で開いた。親子連れなど大勢が訪れ、五平もちや山菜おこわ、地元産の野菜などを買い求めていた。
同市場は25年以上前から同村が行っていた青空市の流れを継いで運営してきた。現在個人・団体あわせて31グループが参加、互いの情報交換の場ともなっている。
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