2008年6月3日(火)付

自主防災の認識新た 小谷 土砂災害備え訓練

 小谷村の大網地区と村役場を主会場に1日、「土砂災害に対する全国統一防災訓練」(小谷村・姫川砂防事務所主催)が行われた。地元住民や消防団員など90人余が参加して、土砂災害にかかわる実践的な訓練で防災意識を高めた。

水道の大切さ理解 大町で施設見学会

 大町市は水道週間初日の1日、水道施設見学会を開いた。同市内の小学生4人を含む一般まで約60人が参加して市内の水源や配水池などをバスで回り、水道の大切さや地元大北のおいしい水について理解を深めた。
自然や文化豆文庫≠ノ 安曇野市 新名物サンプル完成
 安曇野ブランドデザイン会議は、安曇野市の自然や文化を文庫にしてお土産や教材に活用する取り組み「安曇野豆文庫プロジェクト」を立ち上げ穂高総合支所で2日、会議・製本作業を行い、第1作目の豆文庫「なつかしい安曇野へ」(65_×62_、14n)のサンプルが完成した。サンプル製作には同プロジェクトメンバー全員で取り組み、ページ組み立てや表紙付けなどを経て10冊ほどの豆文庫が完成。これをもとに地元宿泊施設や土産品店などに販売協力を募り、1冊200円で販売していく予定。
メンドシーノ帰国報告 大町 牛越市長が定例会見
 大町市の牛越徹市長は2日、定例記者会見を市役所で開き、姉妹都市の米国カリフォルニア州メンドシーノ訪問からの帰国報告や、市出身者らで組織する(仮称)ふるさと大町応援団の構想などについて述べた。メンドシーノ側から小学校同士の友好提携が提案されたことを明らかにした。友好提携案は、美麻小学校とメンドシーノ・グラマースクールとの結びつきを強め、より交流を深めようというもの。メンドシーノ側の交流実行委員会のマイク・エバンス代表から正式に提示された。市は今後、学校や教育委員会と検討し、前向きに対応する方針を示した。
昔ながらの花木 白馬に 景観美化へ有志植栽
 白馬村の有志でつくる「白馬郷土山野草友の会」はこのほど、同村北城地区のオリンピック大橋北詰め駐車場周辺を流れる平川の堤防沿い100bに、外来植物を除去して昔ながらの花木50本余と、山野草の在来種20種約1000株を植栽する作業を行った。
 地域の環境に即した花で自然豊かな同村の環境保全・景観づくりを行おうと企画。県が地域の元気を生み出すモデル的発展性のある事業を行う団体などに助成している、「地域発・元気づくり支援金」の交付を受け、実施した。
夏山シーズン到来 大町 針ノ木岳で慎太郎祭

 大町市の北アルプス針ノ木岳(標高2860・6b)で1日、第51回「慎太郎祭」が行われた。同市内外から約200人が参加し、今年も本格的な夏山シーズンが到来した。針ノ木大雪渓で開かれた安全祈願祭では、参加者が「雪山讃歌」の合唱を行い、今年の北アルプス登山の無事故を祈った。記念登山では、参加者が青空の下、針ノ木峠(2536b)までのルートを登った=写真。
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