2008年6月5日(木)付


松川 美しい地域に クリーンキャンペーン

 松川村の環境福祉課と商工会、村内各区はこのほど、村内のごみ拾いをして村をきれいにする取り組み「松川村クリーンキャンペーン」を行い、合計約1100`のごみを回収した。参加者は馬羅尾高原や高瀬川堤防道路沿いを中心に村内を各グループに分かれて清掃、空き缶やコンビニ弁当の空き箱などの生活ごみを回収した。なかには冷蔵庫や洗濯機の不法投棄も見つかり、村内のごみ投棄の現状を改めて確認した。
高齢者の苦労実感 大町北高 擬似体験で介助学ぶ
 大町市の大町北高校で4、5の2日間、福祉授業の一環で3年生の女子生徒17人が参加した高齢者疑似体験が行われている。市社会福祉協議会から講師を招き、生徒が要介護者の感覚を実際に体験しながら介助法を学ぶ。初日は生徒たちが関節を固定するサポーターや重りなどを身に付け、80歳以上の高齢者の日常生活の動作を体験。車イスに乗り、介助を必要とする人の感覚も体感した。
平和願い上原良司しおり=@池田の守る会 2年かけ作成

 池田町鵜山出身で、太平洋戦争で命を落とした特攻隊員・上原良司(1922〜45)の平和や自由へのメッセージなどを紹介する「上原良司のしおり」が完成した。上原良司の灯を守る会が2年をかけて作成。師岡代表は「良司の人となりすべてを紹介する内容に仕上がった」と話している。
池田産で「本場キムチ」 JA大北 地消地産めざし講習

 池田町のJA大北池田、会染両支所は3日、キムチづくり講習会を会染支所で開いた。町内の同JA女性部員ら約20人が参加し、本場の仕込み方を学んだ。
町内では加工用ハクサイ収穫の最盛期を迎えており、加工技術を学ぶことで地産地消の拡大を図ろうと企画した。
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6月の一覧
梅雨空にアヤメあでやか 大町の北ア岳都自然園
 山岳系の植物などの増殖を試行する大町市相生町の「北アルプス岳都自然園」で、アヤメの花が見ごろを迎え、どんよりとした梅雨空の下であでやかに咲き誇っている。地元の高山帯に咲く花などを育成し増やしていこうと、3年前に発足させ減反田を借りてアヤメを中心に移植した。同市平東海ノ口にも約40eの園があり、信濃アヤメ約1200株が栽培されている。 ミツバチが盛んに飛び交い、足を止めて見入る市民の姿もある。
自転車で安曇野楽しんで 田淵記念館 今井さんマップ製作
 安曇野市豊科、田淵行男記念館の今井亜美学芸員は手づくりの「安曇野サイクリングマップ」を製作した。イラストレーターとして仕事をしていた経験もある今井さんがその腕を生かし、実際に自転車で走って調べて描いたもので安曇野を散策するのに役立ちそうだ。サイクリングマップはA3判で同市JR大糸線の東側、豊科駅南側から、穂高駅北側までをカバー。記念館や碌山美術館、安曇野スイス村、穂高神社、飯沼飛行士記念館などを女性らしいかわいらしいタッチで描いている。