2008年6月6日(金)付

戦略ダイジェスト作成へ 大町の観光審議会
 大町市観光審議会は5日、上仲町のわちがいで会合を開き、昨年秋に答申した「『国営アルプスあづみの公園』と連携した大町市全体の新たな観光振興」の内容を、市民にわかりやすく伝えるダイジェスト版の原案を審議した。  会合では、事務局が準備した原案をもとに、写真や文章など細部にわたって委員が修正した。市民が大町の魅力を感じ、観光客のもてなしができるような内容を目指した。夏ごろまでに完成させ、市内の観光関係者や市民に配布する。
松本大生が農業実感 池田の体験農場で
 池田町の「体験農場あぶらや」(内山高志代表)は5日、松本大学観光ホスピタリティー学科の「自然体験活動推進協議会(通称・CONE)」の資格取得カリキュラムの一環として、「農業交流体験の実際」と題した講座を行い、有志が共同でリーキねぎを育てている畑で定植と花の寄せ植え体験をした。参加した25人の学生たちは、池田町の特産品にしようと栽培をはじめている「リーキねぎ」を農家の指導を受けながら定植、昨年植えたリーキねぎと比べて大きさの違いに驚き、農家に「どうやって成長するのか」など積極的に質問をぶつけていた。
韓国のテレビ白馬岳取材 集客、国際交流に期待
 韓国のテレビ局、韓国放送公社(KBS)が8日までの日程で白馬岳の魅力を伝えるドキュメンタリー番組の収録に訪れている。  白馬在住でレポーターのガイド役として番組に出演する山岳ガイドの盧雲錫(ノ・ウンセク)さんが、番組のスポンサーでスポーツ用品メーカー社長の韓徹豪(ハン・チョルホ)さんと以前から交流があり、2年前に白馬岳を一緒に登った体験から、今回のロケ地として白馬が選ばれた。 
番組は「ドキュメンタリー・山」というタイトルで、同国で毎週日曜日に放映されている。

流出ワサビ沢再び 東電 高瀬川支流に植栽
 大町市の東京電力轄p」川総合制御所などは5日、高瀬ダム湖上流の高瀬川支流・ワサビ沢周辺にワサビを植栽した。度重なる出水で自生するワサビが流失した沢の、昔の姿を取り戻そうとする取り組みに参加者も増え、ことしは例年の倍の株を植えた。同所や林野庁中部森林管理署、関連会社などから、例年より10人以上多い27人が参加し、清流の周辺に計400本植えた。長年の取り組みで根付いたワサビも増えつつあるようすで、昨年以前に植えた株は大きな葉をつけていた。
放課後安心して遊んで 松川公民館 ハッスル・キッズ開講
 松川村公民館が主催する「子どもの居場所づくり事業」の一環「ハッスル・キッズ」は4日、同村松川小学校体育館で開講式を開いた。初回は児童ら約30人がソフトバレーボールを楽しんだ=写真。 同事業は子どもが被害を受ける事件が多発するなか、放課後に子どもたちが安心して学年を問わず遊べる場所をつくろうと5年前から始まった。軽スポーツのほかに料理教室や折り紙、茶道教室も行う予定。
ミニシクラメン人気 JA中部で苗定植ピーク
 大町市平のJA大北中部育苗センターで、ミニシクラメンの苗の定植がピークを迎えている。1月に種をまいた育苗箱に、1−2枚の小さな葉をつけた2aほどの丈の苗が順調に生育した。
ハウス内では職員ら4人が、育苗箱から「3寸ポット」への苗の定植が、丁寧に手作業で行われている。ミニシクラメンは今年、約10万鉢の出荷を予定しており、1棟のハウス内に約9万ポットの苗が並ぶ。
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