2008年6月7日付

池田から国家検定合格続々　テクノプロジェクト奏功

　池田町内の企業で働く技術者と池田工業高校生徒10人は、国家資格の技能検定機械検査に合格した。池田、松川の両商工会でつくるテクノ安曇野高瀬プロジェクトが実施した受験対策講座の受講生で「今後の自信につながる」と喜びを話している。　在学中の同検定合格は初の快挙。

ミャンマー・四川に義援金　大町北高生徒会が募り
　中国四川大地震やミャンマーのサイクロン被害について、大町市の大町北高校生徒会は６日、生徒から募った義援金計２万円を日本赤十字社長野県支部大町市地区長の牛越徹市長に手渡した。相次ぐ災害の報道を受け、力になれることはないかと生徒会本部役員で企画。各委員長を含めた執行役員で募金箱をつくり、５月22日から30日にかけての登下校時間に合わせ、玄関で募金を呼びかけた。生徒や家族、教師らが快く協力したといい、中国四川省に１万円、ミャンマーに１万円の義援金が集まった。

久し振り中学の恩師と語る　穂高商業で中高連絡会
　安曇野市穂高商業高校は５日、大町市から塩尻市までの中学20校出身のの生徒とゆかりのある先生が交流する「中高連絡会」を行い、１年生１５９人が恩師と語り合った。　生徒らは情報処理や保健などの公開授業の後、「生徒と語る会」でそれぞれの恩師と対面した。久し振りの再開にとまどったりはずかしがったりしていたが、徐々に緊張がほぐれ、部活のおもしろさや授業の進み具合など笑いの絶えない近況報告会となった。

動物愛護普及たたえる　大町の猿田さん知事表彰
　県動物愛護会副会長で同大北支部長の猿田勝文さんは、長年にわたり動物愛護思想の普及向上に努めた功績が認められ、県知事表彰を受賞した。表彰式は４日、松本市で開催した「県動物愛護会定期総会」の席上で行われた。猿田さんは「正しい動物の飼い方などの普及啓発に取り組み、人と動物が共生できる社会を目指してきましたが、長く務めたというだけ。栄えある表彰をいただけたのも会員や役員、関係機関のみなさんのご指導のお陰と感謝しています」と喜びを話している。

池田　きょうからカミツレ花祭り
　池田町広津のカミツレ研究所で７、８の両日、第20回いけだまち広津カミツレ（カモミール）花祭りが開かれる。施設周辺を彩る満開のジャーマンカモミールのなかでコンサートやハーブセミナーなどさまざまな催しが行われる。
　期間中は、同研究所に隣接する八寿恵荘の華蜜恋（かみつれ）の湯が入浴無料となる。カミツレ花摘み体験や「和の布キルト会」による展示会、クイズラリーなどが行われる。桑入り大判焼きや軽食、地元農産物などの模擬店も並ぶ。

無農薬で大きく育て　松川小生　田植え体験
　松川村の松川小学校の３年生90人は６日、農業委員会が中心に指導している「安曇野松川農業小学校」事業の一環で田ゴイとアイガモを使った無農薬農法によるコシヒカリともち米の田植えを行った。
児童らはビクを腰に着け、苗を腰をかがめて植えたり土の固まりが付いたポット苗を投げ植えたりおもいおもいに田植えを楽しんでいた＝写真。