2008年6月8日(日)付

海ノ口駅周辺に植栽 JR 地域と協力 環境保全
 JR東日本長野支社は7日、大町市平のJR大糸線海ノ口駅周辺に、地域住民らとともに植栽を行った。自然環境と湖の景観に恵まれた同駅で、地域住民や観光客に愛される駅をめざし、協働で環境を整備した。同社は駅の自然環境との保全と調和を目的に、「鉄道沿線からの森づくり」事業に取り組んでいる。海ノ口駅は、木崎湖を一望できる眺望に昔ながらの木造の駅舎が調和した景観を持ちアニメの舞台となるなど、地域住民や観光客に親しまれている。ローカル線の活性化に力を入れる長野支社では16か所目となる。

全国の愛好者プロと対局 大町 アルプス囲碁村まつり
 「囲碁のまち」大町市に全国から330人以上の愛好者が集う、「第8回アルプス囲碁村まつり」(大町市・アルプス囲碁村推進協議会主催、大糸タイムスなど後援)は7日からの2日間、市内で始まった。愛好者たちが北アルプスのふもとで囲碁の魅力を満喫している。 初日はプロ棋士による指導碁や参加者同士の自由対局、囲碁ファンや棋士らが触れ合う前夜祭が大町温泉郷黒部観光ホテルで開かれた。
指導碁では、石田芳夫九段や泉谷英雄八段、安藤武雄七段など、第一線で活躍する8人のプロが訪れ、各自が数人の参加者相手に同時に対局した。
地域の自然、文化学ぶ 子ども会育成会 施設めぐり 大町平

 大町市平地区子ども会育成会は7日、施設めぐりを開いた。居谷里水源から居谷里湿原、木崎湖夏期大学までを歩き、地域の自然や生活・文化の施設に触れた。小学生の親子約40人が参加。居谷里水源では市水道課職員が市民を潤す水源地と水の大切さを教えた。水源、湿原、夏期大学の間は徒歩で歩き、道ばたのごみを拾うクリーン活動も実施した。
池田に集いリズム体操交流
 池田町の池田小学校体育館で7日、「第36回池田リズム体操交流会」が開かれ、県内外のリズムダンス愛好家9チーム約150人が参加。それぞれが考えた創作ダンスを披露し交流を深めた。参加者はウオーミングアップや2人一組で手をつないでおどる「おさななじみ」、タオルを使ったユニークな体操などを行い、会話を交わしながらダンスを楽しんだ=写真。太極拳や剣を使った各チームの創作ダンス発表も行われ、会場からは大きな拍手が送られていた。
半世紀節目映像′辮「に 小谷 DVD化へ16ミリ上映会
 小谷村合併50周年記念事業実行委員会の映像保存部会は6日、村に残されている16_フィルムをDVD化して後世まで記録として残すため、特別上映会を同村役場多目的ホールで開いた。 同部会は村民の生活環境や様式が大きく変化するなか、50年間の歩みを記録した貴重な映像・写真を、県の支援金を受けてデジタル保存し、村活性化に活用しようと4月に発足し、準備を進めてきた。 映像を村民に公開して内容を確認しようと企画。同村がスキー場宣伝のために自主制作した映画や村内全域を巡り、自然や風俗を記録したものなど、村が所有している18本の16_フィルムを上映した。
地域の資源 歩いて学ぶ 小谷小 遠足で山菜採り
 小谷村の小谷小学校で6日、3年生から6年生までによる地域遠足が行われ、塩の道街道散策や山菜採りなどで地域の自然や歴史にふれた。 このうち5、6年生56人はふだん慣れ親しんでいるふるさとの自然について理解を深め、恵みに感謝しようと、学校から近くの里山まで数`を歩き、山菜採り名人の保護者に山菜の見分け方や採り方の指導を受けながら、ワラビ、山ウドなどを採った。 児童は次々に山菜を見つけてにおいや感触を確認しながら、袋にていねいに入れ、ふるさとの里山の豊かさを体感していた。
トップページ

●当サイトに掲載の記事・画像の無断転載を禁じます。すべての著作権は大糸タイムス社に帰属します。
Copyright(C)2008 OHITO TIMES Co., Ltd. All Rights Reserved.

6月の一覧