2008年6月10日(火)付


大町イベント実行委 地引き網も 新緑の木崎湖散策満喫
 大町市イベント実行委員会は8日、新緑に囲まれた木崎湖を満喫するイベント「木崎湖トレッキングと地引き網」を同湖周辺で開いた。県内外から約100人が参加し、初夏の訪れを肌で感じながら休日のひとときを楽しんだ。 トレッキングは、湖畔をスタート地点に信濃木崎夏期大学などを巡る約3`のコースで行われた。市山岳博物館友の会の渡辺逸雄さんらをガイド役に、日差しを浴びながらゆっくりと散策した。夏期大学では参加者たちは眼下に望む同湖に歓声をあげていた。
初夏の小谷 銀輪駆ける つがいけサイクル720人健脚競う
 小谷村の栂池高原から自然園まで自転車で疾走する「つがいけサイクル2008」が7、8の両日開かれた。
 同村の初夏の風物詩として定着している、標高差1200b、最大こう配10・1%、平均こう配7・0%、登り全長17`の過酷なレースには、全日本クラスの実業団選手や一般参加選手の中学生から80代まで総勢720人がエントリー。豊かな緑の中で、日ごろ鍛えた健脚を競った。
道の駅おたり 人気トップ 県内集計 松川も5位に
 小谷村の道の駅おたりはこのほど、関東道の駅連絡会が昨年7月から12月までの期間に実施した「行こうドライブ・集めようスタンプ・スタンプラリー2007」で、県内の応募者が選んだ好きな駅の1位に選ばれた。 スタンプラリーは道の駅の利用促進や各駅の知名度向上、駅同士の連携交流などを目的に行われており、集めたスタンプ数に応じて道の駅特産品等が抽選で当たるなどの特典がある。応募アンケートから利用者の好きな駅のランキングが集計される。 ことしは初めて都県別参加利用者の部門が設けられ、県内171人から寄せられた回答で初の1位に輝いた。大北管内では「安曇野松川」が5位に選ばれた。
太鼓響かせ「元気に」 大北のチーム ゲスト招き一堂
 全国でも最も優れた太鼓チームのひとつに数えられる、大分県湯布院町の「豊の国ゆふいん源流太鼓」と、県内の太鼓チームらが一堂に会し演奏する太鼓のイベント「元気出せ!太鼓祭りin大町北安曇」(勝家尊士実行委員長、大糸タイムス社など後援)は7日、大町市文化会館で開いた。メーンゲストのゆふいん源流太鼓は昭和54年の結成以来、数々の国外での演奏やワールドカップなど世界的な舞台で活躍している。鍛え上げられた肉体が生む素早く力強いばちさばきで、強烈なリズムを刻む曲を次々と披露した。1時間に及ぶ迫力ある演奏に、観客からは大きな喝采(かっさい)が送られた。
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6月の一覧
釣り大会でバス駆除 大町の農具川 腕競う
 大町市の北安中部漁業協同組合が主催する「ブラックバス釣り大会in農具川」(大糸タイムス社後援)の今年第1回目は8日、同市東部を流れる農具川の神栄町地籍から三日町地籍の間で行われ、市民ら30人余が参加してバス釣りを競った。
参加者は受け付けを済ませたあと午前7時半から正午まで、両岸の思いおもいの場所で糸を垂れ、漁協が用意したドジョウをエサにバスを釣り上げた。
地蔵峠に夏山シーズン 小谷 塩の道歩き祝う
 小谷村の「北小谷山を愛する友の会」は8日、「塩の道・地蔵峠道開き」を開き、県内外から集った最高齢83歳までの幅広い世代の90人余の登山愛好家が夏山シーズンの到来を祝った。
 参加者はJR北小谷駅を出発し、深原集落からかつて日本海から松本まで塩や海産物を運んだ古道塩の道に入り、地蔵峠から千国街道の塩の道で最高の標高といわれる三坂峠をめざした。