2008年6月12日(木)付


町木アカマツ被害深刻 池田 東山松くい虫拡大
 池田町で松くい虫による被害が拡大している。今年度の被害木伐採駆除量は昨年度を倍増すると見られ、町木でもあるアカマツの被害に関係機関は対応に追われている。 町内での伐採駆除量は年々増加。18年度は202立方b、19年度が342立方b。今年度は6月10日時点で380立方bとなっており、さらに増えることが見込まれている。 被害が目立つ中之郷地区では以北への拡大を防ごうと、18、19の2年間をかけてヒノキへの樹種転換をしたが、被害は東山一帯で見られる。
知事視察で大北理解 就任後初 特色に感心

 村井仁知事は11日、大北各地を視察し、県事業の補助を受けた住民や行政の取り組みなどを自ら確認した。村井氏が知事就任後に大北地域全域を視察するのは初めて。池田町から小谷村まで、地域発元気づくり支援金など県から助成している事業や、地域の特長ある取り組みなどを回った。
岳都の山々写真で 大町山博 アルプス一万尺展

 市立大町山岳博物館で29日まで、山岳写真公募展「アルプス一万尺」−岳都大町をめぐる山々−が開かれている。
 市、市教委、市観光協会が大町市内から写した北アルプスをテーマに、フィルムカメラを使った写真を全国から公募、金賞1点、銀賞2点、銅賞7点、入選5点の入賞作品15点のほか、応募作品を含めた28点を展示している。
黒豆特産化へ種まき 安曇野市 JA女性部 休耕田に

 JAあづみ女性部有明支部にこにこ黒豆部会は11日、安曇野市穂高有明の休耕田約10eで、黒豆「しなのぐろ」の初めての種まき作業を行った=写真。特産品を育てようという同市ブランドデザイン会議黒豆プロジェクトの一環で、豆は有明新鮮市で販売する予定。
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6月の一覧
地元講師に郷土学ぶ 三日町福祉ネット交流会

 大町市三日町の小地域福祉ネットワーク「さんさん会」の交流会はこのほど、同町公民館に地区住民40人余が参加して開き、市内から講師を招いて昆虫のチョウの話や仁科氏による大町のまちづくりなどの講演に耳を傾けた。
市生涯学習リーダーで昆虫採集家の山崎一彦氏は、同地域周辺で見られるチョウの標本50種・500点を展示した。
万一備え防火を理解 白馬で宿泊業者ら講習会
 北アルプス広域消防本部は11と12の両日、白馬村のウイング21で「甲種防火管理新規講習会」を開き、管内の宿泊業者ら50人余が参加して、日ごろの防火管理や万一に備えた避難・安全基準について理解を深めている。 講習会では消防関係者が講師を務め、受講者に防火管理の意義や制度について説明。住宅火災が多発している近年の状況、火気の使用や取り扱いの監督、消防用設備等の点検整備などの業務内容を中心に、実技を含めて行われた。