2008年6月13日(金)付


大町産セイベル 栽培弾みに 県原産地呼称を取得
 19年度収穫の大町市産ブドウでつくられた白ワイン「大町産セイベル」(醸造・鰍づみアップル=安曇野市=)がこのほど、長野県産原産地呼称制度スティルワイン認定審査会で認証を取得した。市内産ブドウでの認定は17年度に別会社で生産したワインに続き2度目で、関係者は生産者の意欲や消費拡大につながると喜んでいる。
涼しい高原で牛のびのび 小谷 紙すき牧場

 小谷村北小谷の「紙すき牧場」で、12日から牛の放牧が始まった。大北管内や糸魚川市を中心とした酪農家から委託を受けた乳牛、和牛のメス50頭ほどが、標高850bから1200bにある涼しい牧場で43fの6つの牧区を移動しながら、10月中旬まで出産に向けてのびのびと過ごす。
陸郷自治会が屋根製作 池田の「二本松」後世に
池田町豊成公民館に保管されている、昨年春に松くい虫の被害で伐採された、町の天然記念物・アカマツ「二本松」の幹を後世に残そうと池田町の陸郷自治会はこのほど、雨による腐食を防ぐための屋根の製作を始めた。 環境保全のため伐採したスギやケヤキなどの間伐材を利用し、製材機で木材の切り出し作業を行った。柱や天板など木材を半年間乾燥させた後、屋根を作る。 同自治会によると、保管されている「二本松」は幹周りが3b以上。樹齢350年以上ともいわれ、惜しまれつつも伐採された。地域では「二本松」を使ってベンチを作るなどして、地域の名木をしのんでいる。
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6月の一覧
梅雨でも室内に彩りを 東電れんげ荘に花寄贈
大町市の東京電力高瀬川総合制御所(志村厚所長)は12日、救護施設れんげ荘(川上明子施設長)を訪れ、花を寄贈した。梅雨を迎え、室内での楽しみになればと期待を寄せている。志村所長は入居者一人ひとりに、カランコエの鉢植え25鉢を贈った。赤や黄色など色とりどりの小さな4弁花に、入居者が顔をほころばせた。
 同所は平成3年から毎年2回、季節の花を贈っている。7月下旬には同施設の納涼大会への参加を予定。地域行事に取り組むことで、住民との交流を図っている。
親子で友だちづくり 松川の桃太郎教室開講
 松川村公民館が主催する家庭教育学級「桃太郎教室」が12日、スタートした。初回は「コミュニケーションで今日から仲良し!!」と題し、親子や子ども同士のダンスなどレクリエーションで交流を深めた。参加した母子28組は初対面で仲良くなれるようにとゲーム形式で自己紹介をかねたレクリエーションをしたり親子の手遊び、ロープを使ったみんなで参加できる遊びなど、さまざまな交流を楽しんだ。