2008年6月21日(土)付


商店街図書館≠ノ 大町 本持ち寄り「にぎわい創出」
 大町市の中央通り商店街で、店頭や店内に設置した段ボール箱などに持ち寄った本を入れ、無料で読んだり借りたりできる「街中図書館」が設置され始めている。気軽に町を歩き、店に立ち寄るきっかけや商店街のにぎわいにつながる取り組みとして、じわじわ広がりをみせている。
 街中図書館は、店頭や店内など店それぞれの設置場所に段ボールや木の箱を置き、店や市民が持ち寄った不要になった本を並べている。参加しやすいシンプルな取り組みに、これまでに上仲、下仲、仁科、九日、大黒町などのうち、14店舗が協力を始めた。
明るい選挙呼びかけ 推進協が大型店で

 池田町明るい選挙推進協議会と町選挙管理委員会は19日、投票日の周知と違反のない明るい選挙を呼びかける啓発運動を、町内の大型店前で行った。
 両団体から数十人が参加。店舗入り口に並び、「22日は池田町長選の投票日です」などと、▽贈ってはいけない、▽求めてはいけない、▽受けとってはいけないなど、選挙における注意点が記されたチラシを買い物客たちに手渡していった。
ネットの人権侵害知る 大町平 集いで講演会
 大町市教育委員会は19日、「人権を考える市民の集い」を同市平公民館で開いた。平地区の住民約80人が集まり、講演会などを通して人権に対する意識を高めた。
 健全な情報化社会の推進に取り組むNPO「マザーポートITながの」の中島直美理事長を講師に講演会を開催。参加者がインターネット上の人権侵害への理解を深め、防止への取り組み方を学んだ。
中島さんは子どもたちが携帯電話やパソコンを使い、簡単に有害情報に接触できる環境を紹介。誹謗(ひぼう)中傷や暴力的な情報から子どもを守るには「まず保護者の理解と保護が求められる」と啓発した。
県宝舞台のルーツ学ぶ 大黒町 祭り保存会が講演会

 県宝に指定された大町市大黒町の祭り舞台のルーツを学ぼうと、「大黒町流鏑馬(やぶさめ)・祭り囃子(ばやし)・舞台組立保存会(宮沢幸市会長)」は19日、第2回祭り文化講演会を大黒町公民館で開いた。県宝指定時に舞台の調査を手がけた水野耕嗣・岐阜高専名誉教授を講師に、舞台を彩る立川流彫刻について学んだ。
全国発送へ スズムシ成育順調 松川
 松川村の「道の駅寄って停まつかわ」で「村おこしこぶし会」が繁殖を行っている同村シンボルのスズムシがふ化し、順調に育っている。
 スズムシがふ化するのに最適な温度と湿度に整えられた飼育室で卵がかえり始めたのは先月中旬ごろから。現在は5_から7_程度の大きさまで成長しており、7月からは同村役場の地下に場所を移し飼育を続けていく。
 昨年に比べるとふ化率は多少低いものの、成育は順調で例年より早く育っているという。7月下旬ごろからは「スズムシ小包便」として全国発送を行う予定。
婦人会ものづくり体感 白馬 新講座スタート
 白馬村の神城婦人会(柏原美千代会長)と北城婦人会(福島真澄会長)で、今年度の新たな活動として設けられた「ものづくり講座」が今月から始まり、両婦人会から多数の会員が参加して、自分だけのオリジナル作品を作る楽しさを体感しながら親ぼくを深めている。
 初のものづくりは、柏原会長の指導で紙粘土による小物作りを体験した。会員は紙粘土で型をとり、数個のパーツを組み合わせて、タル型のコーヒーシュガー立てや小物入れ、壁掛けなどの飾り物を作った。19日は造形表現を楽しみながら制作、乾燥させておいた紙粘土作品に彩色する総仕上げが行われた。
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