2008年6月24日(火)付


職人さん地域貢献 大北建労「住宅デー」
 大北地区建設労働組合は22日、第30回住宅デーのボランティアを行った。大北各地の職人たちが、研磨サービスや住宅相談ブース開設、公共施設の補修工事などを行った。 大町市内や池田町・松川村の大型店舗や公民館、支所などでは、研磨サービスブースを展開。買い物客らが包丁やかま、枝切りバサミなどを持ち込み、組合員はプロの手さばきで元の切れ味を取り戻していた。住宅補修のアドバイスや耐震診断などの相談にも応じた。 白馬村や大町市内では、学校や保育園などの公共施設や独居老人宅をボランティアで補修工事した。
介護保険の課題考える 大町でシンポ 「問題理解を」
 「いま、介護保険のあり方を考える」シンポジウム(大糸タイムス社など後援)は21日、大町市のサン・アルプス大町で開いた。約230人が参加。「介護の社会化」実現を目指し、介護保険の現状の課題や理想的なあり方について考えた。
長野大学社会福祉部の合津文雄教授が、「よりよい介護保険のあり方を考える」と題して、介護保険のなりたちや現状、課題について講演した。
「信頼される豊かな町に」 池田町長選 一夜明けて 勝山氏決意
  池田町長選挙で初当選した新人で会社役員の勝山隆之氏は、当選から一夜明けた23日、心境や今後の町政運営の方針について語った。「自らが行動する町長でありたい。町民には包み隠すことなく情報を公開し、信頼される、豊かな町政運営をしたい」と決意を述べた。
 役場職員と気持ちをひとつにし、危機的な町の状況を共通認識することが求められているとし、「職員が100%力を出し切れる職場づくりを進めたい」とした。
幼稚園でコンサート 大町 「住民交流の場に」
 大町市の大町幼稚園は21日、地域住民に園を開放し、「ふれあいコンサート」を行い、同市出身のバリトン声楽家の松島誠治さん、安曇野市在住のピアニストの木内栄さんとバイオリニストの酒井和彦さんが演奏、親子らがプロの音楽に聴き入った=写真。 コンサートには地域の親子約80人が参加、「幻想即興曲」や「美しき青きドナウ」、ジブリなど9曲の演奏を聴いた.曲の間の軽妙なトークも好評で、笑いが起こっていた。
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6月の一覧
地域の守り神≠ナ門出 美麻水上神社 初の結婚式
 大町市美麻の二重水上神社で22日、地元住民による初めての結婚式が執り行われた。地域に愛される神社で、地域に根ざした夫婦が門出した。 結ばれたのは成澤司さんと中島夏織さん。成澤さんと中島さんの父・満さんが近所に住む縁で出会った。常々、神社での式実現を望んでいた満さんのたっての願いで、式場を神社に決めた。総代や地域住民でつくる「水上神社を楽しくする会」などが協力し、実現した。
ポンプとラッパ成果披露 小谷消防団が競技大会
 小谷村消防団は22日、「第42回小谷村消防団ポンプ操法競技会」「第37回小谷村消防団ラッパ吹奏競技会」「第32回小谷村消防団放水競技会」を同村コルチナスキー場のホテルグリーンプラザ駐車場で開き、消防団員が日ごろの活動の成果を競い合った。 村内の5分団から200人余の団員が参加。各分団から選抜された精鋭が小型ポンプ操法の部とポンプ自動車操法の部に8組、ラッパ吹奏競技に5組、放水競技に6組が出場した。 仲間と朝夕何か月もの練習を重ねてきた団員たちは、元気なかけ声をかけながらチームワークを生かして機敏な動きを披露していた。