2008年6月25日(水)付
「梅の里」復活目指す JA大北 修各ツアー企画 JA大北会染支所は、かつては「梅の里」として知られていた池田町広津地区で梅の収穫体験ツアーを計画している。同地区では実を付け収穫期を迎えた木が各所に見られ、梅の香りを漂わせている。広津地区は数年前まで、多くの農家が梅を栽培し、出荷していた。しかし人口の減少とともに、荒廃梅畑も増えていった。同支所は継続的な収穫体験ツアーの開催を通じて、「梅の里」復活を目指している。 |
北安地方部が訓練 地震備え「臨機応変」確認 県災害対策本部北安曇地方部は24日、大規模地震の発生を想定した地震防災訓練を、大町市のフレンドプラザ大町を会場に実施し、県現地機関の同地事所、大町保健所、大町建設事務所の課長級以上と担当職員ら計40人が参加した。 震源地を松本市とするM(マグニチュード)8の直下型地震が発生し、大町、池田、松川で震度6強を観測し、土砂崩落、ライフラインの供給停止、建物の倒壊と火災発生、多数の死傷者が出たとの想定で行われた。 |
地域で希望の職業体験 安曇養護学校生が実習 松川村の米粉を使った料理を提供している「こめのこ工房なごみや」は23日から5日間、池田町の安曇養護学校生の実習を受け入れており、高校2年生の木村さんが厨房業務や閉店後の掃除などの実習に励んでいる。 同実習は同校の「地元地域で本人の希望に合った職種の実習」を基準に年に数回、さまざまな場所で生徒らが実習を行っている。木村さんは同校で販売用のクッキーやパウンドケーキをつくるなど料理への関心が高く、同店での実習となった。 |
個性生かしイベント企画 安曇野ペンション協20周年 安曇野市の安曇野ペンション協議会は発足20周年を記念して7月7日から13日までイベントを開き、観光客の減少傾向に歯止めをかける。ポスター600部、チラシ4000部を作製して安曇野市や近隣市町村の観光機関に配布し、PRを図る。 長引く景気低迷や地域間競争の激化などからペンション利用者は改善の兆しを見せない。イベントは同協議会に加盟している19軒のペンションオーナーが個性を生かして施設の利用を促進することを目的としている。 |
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登下校の安全学ぶ 美麻小中で研修会 大町市の美麻小中学校は24日、防犯教室をを校内で行った。全国的に不審者など少年が事件に巻き込まれる事件が増える中で、登下校時などに自分で身を守る心構えを学んだ。研修会では、大町署員や美麻駐在所の警察官らが指導を務め、不審者からの声かけの事例や、対応の仕方を教えた。同校では通学範囲が広く、スクールバスの停留所から自宅までの間、防犯ブザーの届かない山中などを一人で歩く場合があり、自ら守る対処が必要とした。 |
写実∞抽象&搓Lく 第一美術会展豊科近美で 第一美術会主催の第79回第一美術展長野は24日から7月12日まで、安曇野市豊科の豊科近代美術館で開かれている。会員から一般の人までの迫力ある絵画、彫刻、工芸作品合わせて約260点を展示している。第一美術会は明治40年(1907)に発足。全国各地に15支部があり、会員、準会員合わせて約530人が所属している。主義主張にこだわらない開かれた組織で、趣味で楽しんでいるアマチュアから会員まで参加。美術展には一般の人もたくさんの作品を出品している。 |