2008年6月27日(金)付


アサガオ700株 観光客歓迎 松川の会 国営公園開園前に定植
 松川村の「花が咲いている村づくりの会」(丸山岩男会長)は25日、来年の国営アルプスあづみの公園大町松川地区の一部開園に合わせ、観光客に楽しんでもらいたいと県の元気づくり支援金を受けて、同村川西の村営野球場の斜面約900平方bに約700株のアサガオを定植した。参加者は、斜面に掘削した3段の土壌に肥料を施し散水用ホースなど取り付けた後、アサガオを植えた。斜面が急な3段目はネットをかけてツルを絡ませるなど工夫を凝らした。 アサガオは「ヘブンリーブルー」という青い花が咲く西洋種で、夏から秋にかけ楽しむことができる。
北米最高峰登頂に成功 大町の中村さん 思い出胸に帰国

 北米大陸最高峰のアラスカ州のマッキンリー山(6194b)に挑んでいた大町市の関電アメニックス北アルプス交通に勤務する中村和義さんはこのほど、登山仲間の小牧久幸さんとの2人だけのパーティーで登頂に成功し、無事帰国した。 2人は最寄りの町のタルキートナから飛行機で山腹に降り立ち、頂上まで5つのキャンプを設営、休養と天候待ちを繰り返しながら登った。
初夏告げるハナショウブ 池田相道寺 今週末見ごろ
 池田町相道寺の花菖蒲園が今週末にかけて見ごろを迎える。30種以上約600株の色鮮やかなハナショウブが北アルプスをバックに次々と開花し、初夏の訪れを告げている。 昨年より10日ほど遅い6月11日に開花が始まった。「初鏡」や「故郷の春」、「舞奴」などが紫や白、青の見事な花を咲かせている。
 絶好の撮影ポイントとあって連日、カメラを手にした人の姿が絶えない。山並みを背景に揺れるハナショウブの優雅な姿に向けシャッターを切っている。
迫力毎秒15d 黒部ダム観光放水

 黒部ダムで26日から観光放水が始まり、ダムから放出される迫力ある滝を見ようと、初日から多くの観光客が訪れた=写真。
晴天に恵まれた26日、ダム右岸側に設けられた新展望広場からは間近に迫る放水を、ダム展望台からは北アルプス望むダムの全景を見ることができた。高低差86・5bの毎秒15dの放水には虹がかかり、多くの観光客がカメラを向けていた。
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6月の一覧
近代化の息吹に感嘆 大糸タイムスバスの旅 世界遺産めざす富岡製糸場
 大糸タイムス友の会はこのほど、日帰りバスの旅を実施。会員ら41人が群馬県富岡市の富岡製糸場を訪ね、日本近代化の息吹に触れた。 明治政府は樹立とともに殖産興業を推し進め、生糸の輸出による外貨獲得を国策とし、明治5年、官製の製糸場を建設。約5万2000平方bという広大な敷地に、フランス人技術者により、鉄骨の代わりに木製柱を使った木骨レンガ造りの繰糸場や繭倉庫などが建てられ、そのまま今に残っている。
改正道路交通法学ぶ 大町美麻の高齢者学級
 大町市の美麻公民館は25日、平成20年度美麻高齢者学級を開いた。第1回は交通安全教室を開催。6月に施行された改正道路交通法を受け、正しい交通マナーを学ぶことで、お年寄りの事故防止につなげる考え。 学級には地域の65歳以上の高齢者24人が参加。大町署の太田重治交通課長を講師に、近年多い高齢者を巻き込んだ交通事故の防止策を学んだ。