2008年7月1日(火)付


「アニメ聖地」誘客さらに オリジナル商品発売 キャンプ場

 大町市の木崎湖キャンプ場はこのほど、木崎湖を舞台とするアニメのキャラクターイラストを焼き入れた「酒枡(ます)」を発売した。根強いファンが訪れる「聖地」で、独自の商品企画を通して地域全体の観光宿泊増への願いを込めた。
きょう開幕 プレイベント盛況 白馬に彩り「花三昧」
 1日から白馬村を会場に開催される、村全体を花や高山植物で彩り夏シーズンの観光客を歓迎するイベント「白馬Alps花三昧(ざんまい)」のプレオープニングイベントが29日、白馬五竜アルプス山野草園で開かれた。 五竜アルプス平は標高1515bにあり、3fの広大な園内に白馬を代表する山野草や高山植物約150種50万株が群生している。ことしは雪解けが早く、開花は例年より早めといい、シラネアオイやチングルマが見ごろを迎えたほか、高山植物の女王・コマクサも花をつけ始めた。
ホタル乱舞≠ノぎわう 池田花見で祭り
 ホタルの里で知られる池田町花見地区で28日から第10回花見ホタル祭りが始まった。初日はあいにくの小雨交じりの天候となったが、手づくりの祭りにたくさんの人が訪れ、住民の手によって復活したホタル乱舞を楽しんだ。
開祭式は花見集落センター駐車場に設置した特設テント内で開かれた。夜店販売の食べ物を味わい、地元小学生によるホタルへの思いを込めた作文発表などが行われた。
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7月の一覧
麻薬乱用防止呼びかけ 大町で街頭キャンペーン
 大町市の大町保健所は29日、国連麻薬乱用撲滅デーに合わせ「6・26ヤング街頭キャンペーン」を、ジャスコ新大町店で行った。チラシなどを配布し、来店者に薬物乱用防止を呼びかけた。
保健所や大町署の職員など36人が参加し、麻薬、覚せい剤、大麻などの薬物使用防止を啓発。ボーイスカウト、ガールスカウトの子どもたちが麻薬撲滅に向けた募金への協力を求めた。
ヤナギラン見ごろ 国営公園に初夏
 安曇野市堀金烏川、国営アルプスあづみの公園でヤナギランが見ごろを迎えている。一面が赤紫に染まり、ようやく新緑の季節を迎えた山の緑との彩りをカメラにおさめる人がたくさん訪れている。ヤナギランは、園内北側の段々畑約530平方bに約8000株が植えられている。ほぼ例年どおり6月中旬ころから咲き始めて7月中旬まで楽しめる。ヤナギランは本来、標高1000b以上の高原に自生しており、同公園の標高680b前後の場所で花を咲かせるのは珍しいという。
夏山シーズン到来 白馬小谷 風吹、とおみ尾根開山

 小谷村北小谷の風吹岳観光協会は29日、「風吹岳山開き」を行い、県内外から約100人の山愛好者が参加して夏山シーズンの到来を祝った。
 当日は早朝から大雨のあいにくの天候だったが、参加者は雨に洗われ濃さを増した登山道の緑を楽しみながら、元気に山頂をめざした。ことしは残雪が多く、山頂付近には雪渓も残り、参加者は小谷の豊かな自然を存分に堪能したようすだった。