2008年7月6日(日)付

山崎町長、渡辺副町長が退任 池田 長年の町政運営に別れ
 6日で任期満了となる池田町の山崎袈裟盛町長と、同日付で退職する渡辺敏夫副町長の退任式が4日、同町役場で開かれた。玄関に並んだ職員に見送られながら、長年にわたり町政運営に尽力してきた両氏が庁舎を後にした。
 退任式で山崎氏は「53年という長い間、みなさんと行政に携われたことを本当にうれしく思う」と感謝し、「新しい町長のもとで、積極的に行政執行に参加し、すばらしい池田町を創造してもらいたい」と新町政に期待を寄せた。

協働で安心安全な地域を 大町で暴追・交安市民大会

 大町市は5日、今年度の暴力追放・交通安全推進市民大会を大町市文化会館で開いた。市民が意識を高め、総力を結集した協働の力で、暴力のない安全な町を目指す大会宣言を採択した。事例発表では、平地区借馬自治会の小日向利和さんが、昨年度から始めた防犯パトロールについて紹介。住民が地域を歩いて見回りや声かけ、危険場所のチェックなどを行った。
成育順調「スズムシ小包便」 松川村 こぶし会受付開始
 松川村の「むらおこしこぶし会」が取り組んでいるスズムシを全国に向けて発送する「スズムシ小包便」がことしも受付を開始した。
スズムシは先週、飼育室のある「道の駅寄って停まつかわ」から役場の半地下倉庫に場所を移して飼育を開始。現在成長途中でオス・メスの判別はつかないが、あと数週間ほどでオスは鳴き声を響かせるようになってくる。
昨年より順調に成長したというスズムシは約1万5000匹で、500ケースほどを7月下旬から8月上旬に全国に発送する予定。
夏の陣=@綱引き白熱 小谷 地域住民が親ぼく
 小谷村体育協会と村公民館は4日、同村小谷小学校体育館で「小谷村体育協会長杯争奪綱引き大会・夏の陣」を開いた。 ことしは、一般男子の部に12チーム、一般女子の部に9チーム、小学生の部に6チームの計約400人が出場し、リーグ戦とトーナメント方式で力とチームワークを競いあった。 開始の合図とともに選手たちは1本の綱に体力と気力を込め、熱戦を繰り広げた。倒れたり引きずられたりしながらも懸命に綱を引く選手に、会場も白熱。大きな声援で試合を盛り上げていた。
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7月の一覧
日本の遊びに触れる 米・高校生 八坂中で交流
 大町市に滞在する、米国カリフォルニア州サンバーナディノ市の高校生4人は4日、八坂中学校を訪問した。昔ながらの日本の遊びに触れ、生徒たちと交流した。
体育館で開いた歓迎会では全校生徒41人が迎え、英語で学校を紹介した。勝野里穂生徒会長は「八坂中は小さいけれど仲がいい。皆さんとも一緒に仲良くなりたい。楽しんでください」と歓迎した。4人は、生徒たちが企画した福笑いや折り紙、五目並べなどの日本の遊びを楽しんだ。福笑いでは完成したおかめやひょっとこの顔に笑い、折り紙ではかぶとや紙飛行機などをつくり、記念撮影におさまっていた。
児童の声援受け熱戦 松川 はつらつスポーツ大会

 松川村と同村社会福祉協議会が主催する村内の60歳以上を対象とした「第32回松川村はつらつスポーツ大会」(大会長・平林明人村長)は5日、同村松川小学校体育館で開き、17地区から約300人が参加しパン食い競争や玉入れなどの競技を楽しみ親睦を深めた。