豊作願い田ゴイ放す 松川小3年生 無農薬水田に
 松川村の農業委員会や営農支援センターなどが中心に農業指導する「安曇野まつかわ農業小学校」の水田で10日、無農薬農法に取り組む同村松川小学校(飯田茂校長)の3年生児童96人が水をかくはんし、雑草を生えにくくする効果が期待できる田ゴイ約1600匹の放流を行い、秋の豊作を願った。児童らは約20eの田に体長5aほどの佐久市から運ばれたコイを先生の掛け声で押し合うようにして一斉に放流した。「直接触るとコイがやけどしちゃうよ」と注意を受けると丁寧に「元気に育って」とコイを送り出していた。

2008年7月12日(土)付


カモシカ赤ちゃんすくすく 大町山博
大町市の市立大町山岳博物館で9日、付属園が飼育するニホンカモシカの赤ちゃんが生まれた。父親の「ハクバ」と母親の「オタリ」の間に生まれた初めての子ども。体長約50aで性別は不明。母親の周囲を歩き回り、元気に育っているという。
同園によると同日午後4時半ころ、飼育員が出産が始まっているのを確認し、約1時間かけて出産した。スタッフが見守る中、約40分後には立ち上がり、母乳を飲み始めた。初めての出産にもかかわらず安産で、スタッフは胸をなでおろしたという。
滞在経験「懸け橋に」 大町 メンドシーノ訪問を報告
 大町市美麻で姉妹都市の米国メンドシーノとの交流に取り組む実行委員会(吉澤義夫実行委員長)と美麻メンドシーノ交流ボランティアネットワーク(前川浩一代表)は8日、今年度の訪問報告会を美麻公民館で開いた。写真や動画で現地の様子を報告し、それぞれに密度の濃い滞在経験を紹介した。
訪問団の子どもたちは、ホームステイや交流のきっかけとなったアートセンター訪問や野球場での交流試合などの思い出を話した。
環境問題深刻さ紹介 安曇野市でパネル展
 21世紀環境展は11日から14日まで安曇野豊科の安曇野スイス村サンモリッツで開かれている。地球が抱える多くの深刻な環境問題について大型のタペストリー形パネルで紹介して、深刻さなどを紹介している。
山崎英雄実行委員長は「環境問題を目の前の危機として見過ごすのではなく、自分自身の問題として共通の未来を認識する機会としてほしい」とあいさつ。関係者代表でテープカットをした。
親子で縁日楽しむ 白馬 しろうま保育園

 白馬村のしろうま保育園(太田昭子園長、園児168人)で10日、保護者会主催による夏祭り縁日が開かれた。浴衣や甚平姿に身を包んだ全園児と保護者が一堂に会して、手作りみこしや屋台で縁日気分を満喫した。
 オープニングは年長園児による4基の手作りみこし。園児たちは「わっしょい、わっしょい」の元気なかけ声とともに園舎内を練り歩いた。
百貨店で観光PR 池田 名古屋へラベンダー発送

 池田町観光協会はこのほど、「三越名古屋星ケ丘店」での観光PRに向け8月開催の「てるてる坊主アート展」のチラシと同協会職員手製のラベンダーの花束約100束、観光案内地図「池田町気ままっぷ」を発送。同店に池田町の観光コーナーを開設を進めている。

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