2008年7月16日(水)付


小中生一堂に交流 小谷で初 合唱やゲーム
 小谷村の小谷小学校と小谷中学校は15日、小谷中学校体育館で初の「小中交流会」を開いた=写真。
 小中学校の児童生徒が一堂に会し、義務教育9年間のたて割りによる交流会を持つことで両校の連携を強め、中学生は後輩を思いやる心を、小学生は上級生の姿を見て中学校へのあこがれと尊敬の念をはぐくむことを目的に、今年度初めて実施された。
青木湖スキー場観光にも 放牧ヤギ ゲレンデ除草
 大町市平青木の青木湖スキー場はこのほど、ゲレンデへの子ヤギの放牧を開始し、訪れた観光客らがのどかな光景を楽しんでいる。ゲレンデの草刈りの省力化と、自然の中での小動物とのふれあいも視野に入れ、昨年から導入した。
ヨーロッパ原産の「アルパイン種」で、生後2か月の子ヤギを中心に12頭を放牧。白や茶、黒色の子ヤギたちは、第1ゲレンデの30×50bの柵の中で長く伸びた草をはみ、「メェー」と元気な鳴き声を響かせながら飛び回っている。
仕事のやりがい現場で知る 八坂中が体験学習
大町市の八坂中学校(小澤洋治校長)の全校生徒41人は15、16の両日、職場体験学習を市内16事業所で行っている。さまざまな職業に触れ実践することで、仕事のやりがいや苦労などを学んでいる。大糸タイムス社には、吉沢有希君が訪れ、紙面づくりや印刷など新聞製作の現場を見学した。本紙記者に同行し、消防署や図書館などで働く学友たちを取材。慣れない手つきでカメラを構え、緊張した面持ちで同級生にインタビューを行った。
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7月の一覧
白馬夢農場で見ごろ ラベンダーとソバの花競演
 白馬村の白馬みねかたスキー場山頂の「白馬夢農場」でラベンダーと、ソバの花が見ごろを迎えている。ラベンダーの紫とソバの白が北アルプスをバックに競演。カメラを手にした観光客らが訪れ、夏本番を迎えた白馬の景色撮影を楽しんでいる。
 同農場ラベンダー畑約2fには5000株のラベンダーがある。爽快(そうかい)感ある香りに誘われるように無数のヒョウモンチョウやミツバチが乱舞している。遅咲きラベンダーのグロッソーは今月末には見ごろを迎えるという。
氷見との友好さらに 牛越大町市長 北アの写真パネル贈る
 牛越徹大町市長は13日、後援会の視察研修旅行で訪れた姉妹都市の富山県氷見市へ北アルプス後立山連峰の写真パネルを贈った。
 この日、一行とともに訪ねた氷見市出身の漫画家藤子不二雄さんの作品が展示されている潮風ギャラリーで牛越市長は「氷見市とさらに交流を深めたい。市民のみなさんの目に触れるところへ飾っていただければ幸いです」と同市の企画広報担当者に写真を手渡した。 同市ではこの写真を市役所の市民ホールに飾る予定という。
クレマチス庭園準備 松川の有志「全員の夢」
 松川村の「花が咲いている村づくりの会」(丸山岩男会長)の有志ボランティアはちひろ大花壇横の空き地約20平方bに多年性のクレマチスの庭園をつくる計画「クレマチスレインボー庭園」(仮称)を進め、柵やアーチなどを取り付け、庭園化に向けた準備している。ボランティアはクレマチスや同村とイギリスの友好の証しとして贈られたバラ「マツカワローズ」などをはわせて、中を通って楽しめるようにと遊歩道の入り口となるアーチを設置し、来年訪れる観光客にクレマチス庭園をいかに楽しんでもらうか思いをはせながら作業を進めた。