2008年7月20日(日)付


信州の自然、文化に触れる 韓国の中学生修学旅行
 信州・長野県観光協会は韓国など海外からの修学旅行を積極的に誘致している。韓国水原(スウォン)市の梅賢(メヒョン)中学校の生徒19人は18日から日本を訪れ、信州の自然や文化に触れた。初日は富山空港に到着し、立山黒部アルペンルートを通って県内入りし、白馬村に宿泊した。同日はあいにくの雨模様の天候だったが、生徒たちは韓国にはない巨大なダムやロープウエーなどの乗り物、白馬ジャンプ競技場などの観光を楽しんだ。トロリーバスの扇沢駅では、観光土産や記念のスタンプなどに夢中になっていた。
夏の白馬自然*梛i グリーンスポーツの森 体験村オープン
 白馬村振興公社は19日、同村グリーンスポーツの森で、「白馬自然体験村2008」をオープンした。8月31日まで開設する。 会場内にはおもしろ自転車、ふあふあ遊具などの特設の遊び場があり、乗馬や釣り堀など、さまざまなアウトドアイベントが安心して楽しめる。 里山の豊かな自然と村民の生活の知恵や技術を生かしたネイチャークラフト、復元民家での伝統工芸など、雨天でも可能な白馬の自然・歴史・芸術・文化に触れるさまざまな体験プログラムメニューも数多く提供している。
 開園初日の19日は、3連休で同村を訪れた小さな子ども連れの家族からお年寄りまで、幅広い世代でにぎわい、イベントを楽しんでいた。
海外から初の留学生 仏のナタシアさん研修 くろよんロイヤルホテル
 大町市平日向山高原のくろよんロイヤルホテル(ジャン・ジャックナカムラ総支配人)でこのほど、フランスからの留学生ナタシア・コスさんのインターンシップ(業務研修)がスタートした。 研修期間は9月中旬までの2か月間の予定で、フロントやベルの業務、マーケティングなどホテル業務全般を学ぶ。「ホテルでいろいろな仕事を体験し、将来はお客さまのために良い仕事ができるようになりたい」と話す。
日本の伝統文化にも触れたいと、29日の若一王子神社例大祭を楽しみにしている。
環境と命の大切さ学ぶ 松川 親子で魚つかみ大会
 松川村の子ども会育成連絡協議会(山下幸雄会長)と松川小学校PTA(白澤良次会長)は19日、同村西原の乳川にごり橋付近で河川清掃活動と魚つかみ大会を開き、約250人の親子が参加して環境や命の大切さを学んだ。参加者は河川敷一帯のゴミを拾い、環境を整備してから魚のつかみ取りに挑んだ。子どもたちは戸惑いながらも流れの中で果敢につかみかかり「とったよ」とはしゃいで母親らに報告していた=写真。魚はその場で塩焼きにして家族でほおばり「おいしいね」と焼きたての味を満喫していた。
世界の昆虫に触れ歓声 国営公園 「あづみの楽校夏」始まる

 国営アルプスあづみの公園堀金・穂高地区で19日から「あづみの楽校夏」が始まった。安曇野の夏を感じる各種体験イベントに多くの家族連れでにぎわっている。テーマ展示館多目的ホールで行われている信州・安曇野の昆虫と世界のカブトムシクワガタ展には、世界各国の生きた昆虫やジオラマ標本が展示され、子どもたちの注目を集めた。

歴史に思い馳せて 常盤公民館 文化財めぐり

 大町市常盤公民館(勝野冨雄館長)は19日、公民館講座「常盤昔語りの夜」の第3回として、「文化財めぐり」を開いた。約40人の参加者は物語で聞く現地を巡り、身近な地域の生活をしのばせる文化財に思いをはせた。
市文化財審議委の篠崎健一郎委員長が解説を務め、須沼氏の居宅や西山城址、清水寺や仏崎観音寺など常盤地区全域を巡った。
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