2008年7月22日(火)付


地元野菜のカレー振る舞い 大町常盤 蓮華直売所で夏フェア
大町市常盤泉の蓮華大橋直売所で21日、地元農家が消費者との交流を図る「夏のおもてなし」フェアが開かれた。地域の農業を理解してもらおうと地場産の農産物を使った料理が無料で振る舞われ、多くの来場者でにぎわった。
農家の女性たちが、ナスやズッキーニをふんだんに使った手づくりの夏野菜カレーや自家製の漬物などを来店者に提供。トマトの酸味が利いた、さっぱりとした甘口カレーに子どもたちも「おいしい」と顔をほころばせた。
信州の自然 仲間と体験 白馬で小学生サマーキャンプ
県と市町村が小学生を対象に白馬村など県内の4か所で共同開催する「第6回サマーキャンプ in 信州」(白馬村観光局主催)が19日から始まった。 白馬会場はことし、「雄大な自然との共存」をテーマに、大自然との触れ合い、多くの仲間と助け合いながら達成する満足感、知的好奇心を刺激するプログラムを開発。例年のキャンプ内容を大幅に変更して充実を図った。  初日は同村白馬五竜いいもりスキー場のレストハウスで開村式が行われ、ゲームを通じた自己紹介でキャンプへの意気込みを語り合った。
笛の音一足早くお祭り気分 大町 「お囃子道場」商店街で
 大町市の若一王子神社の例大祭を前に、大町水物語の会と大町舞台囃子(ばやし)保存会は19・20の両日、市内中央通り商店街の店舗で、各町の祭囃子が練習や生演奏を披露する「お囃子道場」を開いた。商店街に笛や太鼓の音が響き、一足早いお祭り気分が町を包んだ。 町が夕刻を迎えるといっせいに、笛や太鼓の音が聞こえ出し、懐かしい音色に誘われて店内に立ち寄る買い物客などの姿も見られた。会場には昔の祭りの様子を記録した映像や写真なども飾られ、懐かしさをかきたてていた。一部では露店なども並び、商店街の祭り気分を盛り上げた。
自転車ロードレース熱戦 小谷 愛好者集い大会
 小谷村中土の有志でつくる信州小谷ヒルクライム実行委員会(矢口富士郎実行委員長)は19、20の両日、同村を会場に自転車ロードレースを開いた。
 県内外から230人余りの愛好者が参加。大会は初日に姫川温泉から雨飾国有林を経由し湯峠まで18`をマウンテンバイクで走る第1ステージと、中土白岩から妙高小谷糸魚川線乙見峠間17`を車種を問わない自転車で走る第2ステージの2つのコースで行われた。
「災害復旧地を花畑に」 池田町滝沢 完成祝いマレット大会
 池田町会染滝沢の「滝の澤権現の会」は20日、同地区の「災害復旧地をお花畑に!事業」の完成式と、マレットゴルフ大会を開いた。 地区内を流れる滝の沢は、平成16年10月20日の台風23号による豪雨で決壊するなどの被害が出た。18年までに大型のえん堤が上流に完成し、その200b下流にあった既設のえん堤も昨年までにかさ上げ工事が完了した。「お花畑に事業」は県の「元気づくり支援金」の助成を受けて実施。5月下旬に地区の青年有志や老人クラブ「秋葉会」の協力を得て、沢の両岸や空き地にツツジ、ナナカマド、ヤエザクラ、キイチゴ、ガクアジサイなど、約400株の花木を植栽した。

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7月の一覧
水辺環境の大切さ学ぶ 安曇野市で親子教室
 安曇野市豊科南穂高の田淵行男記念館で19日、親子水辺探検教室が開かれた。市内から約20組の親子が参加し、同館脇を流れる小川に生息する水生昆虫や植物に触れながら夏真っ盛りの安曇野の自然を満喫した。
 参加者たちは網を手に、北アルプスから流れ出た清流のなかに入り、カワゲラやトビムシなど水生昆虫を採集。県自然観察インストラクターの加々美孝男さんの指導を受けながらきれいな川でしか生息できない昆虫について関心を深めた。