2008年7月23日(水)付


「運動も休養も意識」 大町で健康づくり講演会
 大町市は19日、健康づくり講演会をサン・アルプス大町で開いた。NPO法人・日本健康運動指導士会長野県支部の牧内隆雄理事が「転ばぬ先の健康づくり」と題し講演。市民約100人が参加し、運動や日ごろの注意点について学んだ。
牧内さんは、活動的な生活が元気を生むとし、生活習慣をコントロールしながら、運動も休養も意識を高めて取り組める人が健康で長生きするとした。メタボリック症候群や転倒によるけがの防止などには運動が必要で、なにより体を動かすことを楽しむことが大切とした。
安全確保と企業誘致期待 大町 市道若宮駅前線が開通

 大町市の市道・街路若宮駅前線(東若宮町・西若宮町工区)の完成式は22日、道路近隣の残地で開き、テープカットなどで祝った。近隣の保育園児や中学生など歩行者の安全が確保され、工場誘致への弾みがつくと期待される新たな道路が開通した。
竪穴式住居 交流の場に 小谷 山留育成会が整備作業
 小谷村のNPO法人「小谷山村留学育成会」(北村正理事長)はこのほど、都会の子どもたちと地域住民の新たな交流の場にしようと、同村中土瑞穂地区に竪穴式住居作りの事業を始めた。 元山村留学生が第2のふるさとである小谷に気軽に集える居場所にと、竪穴式住居の建設を提案。今後数年かけて10棟余の集落を作る計画で、今回は夏休み中の子どもたちに村の魅力を体験してもらう、短期山村留学事業「夏の山村体験」にあわせ、子どもたちと会員で竪穴式住居2棟の骨組み作りまでを行う。
成長願い伝統七夕人形 大町市 塩の道博物館飾る
 大町市八日町の塩の道博物館は、8月7日の月遅れの七夕にちなみ、訪れる観光客に見てもらおうと、中信地方に伝わる「七夕人形」を、受付付近の通路わきに飾り付けた=写真。
 七夕人形はカワゴシ(川越し)とも呼ばれ、子どもたちの健やかな成長を願い、板で作った人形に、ゆかたを着せて軒先などに飾る習わし。古いものは角材を組み合わせて作られており、同館2階に展示されている。
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7月の一覧
「大暑」に打ち水 エコ涼*@
全国で22日から8月23日まで、一斉に打ち水を行う「打ち水大作戦2008」が行われている。大町市の市総合福祉センターでも初日、施設職員らが打ち水に参加し、環境にやさしい昔ながらの方法で涼をとった。
市社会福祉協議会職員や「ひまわりの家」利用者ら約30人が参加。水路の水で満杯になったバケツなどを手にカウントダウンを行い、正午を迎えると同時に施設周辺で打ち水を行った。
地元で職場体験 社会知る 小谷中

 小谷村の小谷中学校3年生30人が22と23の両日、地域の企業や公的施設で職場体験学習を行っている。
 村内外の保育園、老人施設、給油所、宿泊施設など10か所余の事業所が生徒を受け入れ、生徒は自分の興味や関心をもった職場で、各施設の一日の労働を体験した。