2008年7月31日(木)付


落書き消し「汚さないで」 大町補導委員協 陸橋で
 大町市教育委員会と市から委嘱された青少年補導委員協議会は30日、青少年に有害な社会環境の改善をねらいに、同市旭町の国道147号陸橋下通路で落書き消しを実施した。同施設を管理する大町建設事務所の協力を受け、警察ボランティアや中学生も含め約60人が参加。高さ3・3b、長さ約30bにわたり、スプレーなどで落書きされた通路両側のコンクリート壁面に、白いペンキをローラーで下塗りし、焦げ茶色で仕上げ塗装を行った。
市内生徒会一堂に交流 大町 美麻で中学活動発表
 大町市内の大町第一、仁科台、八坂、美麻の4中学校生徒会役員は30日、美麻小中学校に集まり、生徒会交流会を開いた。合併した新市で、未来を担う中学生として互いの学校の活動を学びあい、交流を深めた。各校の生徒会は、それぞれの学校の特徴や文化祭やごみゼロなどの生徒会活動などをパソコンを用いて発表。ホストの美麻中は「学校のいいところは、珍しい小中合同で人数は少ないが仲がいい。生徒会活動を通して、さらに仲を深めたい」と発表した。
モモ豊作 出荷開始 JA大北
 大町市平借馬のJA大北りんご選果場でこのほど、モモの集出荷が始まり、職員が箱詰め作業などに追われている。天候に恵まれた今年は、「なつき」が豊作で、例年より糖度が高く大粒だという。モモの甘い香りが漂う中、30日には職員たちが「なつき」約430`の出荷作業を行った。傷の有無などを確認されたモモがベルトコンベヤーの上を次々と流れ、糖度と大きさで選果。職員が一つひとつ同じ大きさごとに箱詰めしていった=写真。
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7月の一覧
日韓共同で歴史調査 松川の国重文銅造菩薩半跏像
 日本最古の渡来仏のひとつといわれている松川村の金福山観松院(永竜清隆〈ながたき・せいりゅう>住職)に祭られている国重要文化財の仏像「銅造菩薩半跏(はんか)像」から見て取れる日韓の歴史的関係などについて日韓両国の研究者により29日、同寺本堂で調査が行われた。韓国国立抹餘(ぷよ)博物館所蔵の「抹餘夫蘇山(ぷよぷそさん)賛石製半跏思惟像」の様相と良く似ているという同寺の仏像が、当時の百済(くだら)で造られ、持ち込まれたものか、日本で造られたものかなど未解明な部分が多い。普段は非公開で、収納庫・厨子(ずし)にしまわれている仏像を一日がかりで調査した。
平和訴え原爆展=@大町市役所 ポスター並ぶ
 8月6日の広島原爆の日と9日の長崎原爆の日に合わせ、大町市役所は8日まで、広島・長崎原爆展を市役所ロビーで開いている。原爆の恐ろしさや被害を記録した写真ポスターを展示し、平和の大切さを訴えている。ポスターは広島県の広島平和記念館から無償で借りているもので、22点を展示。原爆で失われた町並みやその被害の大きさ、後世に残る人体への影響などを写真で展示。核兵器を20世紀の負の遺産と位置づけ、核のない平和な世界を目指す運動などを紹介している。
HPに割引チケット 小谷 栂池自然園PR

 小谷村観光連盟(会長=小林三郎村長)は村の観光ホームページ(HP)上に栂池自然園割引チケットの掲載を始めた。最盛期を迎えた村を代表する観光地のアピールや観光HPへのアクセス増加を狙った初めての試みだ。