2008年8月2日(土)付


湖畔の学びやことしも 木崎夏期大学が開講
 大町市の木崎湖畔にある信濃講堂で1日から、信濃木崎夏期大学が開講し、湖周辺の自然を眺める学びやに、今年も多くの受講者が集まった。
 初日は大北地域の住民のほか、県内外から200人以上が参加し、お茶の水女子大学の荻原千鶴教授を講師に、「万葉集」を通して和歌や古代の文化を学習。真剣な表情でメモを取り、講義の後に設けられた懇談会で質問をぶつけた。
 講座は9日まで、人文科学、社会科学、自然科学などのさまざまな分野で活躍する講師陣により開講。格差社会解消や、現代の子どもの心と行動などをテーマにした講座が用意され注目を集めている。
白馬高講師小口さん全国へ 県女子剣道初大会で優勝

 大北剣道連盟に所属する白馬高校講師の小口祐希枝さん=大町市=は、県内を代表する女性剣士30人が出場した第1回県女子剣道選手権大会で初代チャンピオンに輝き、全国大会への出場を決めた。「全国ベスト16を狙う。つかんだチャンスなんとかものにしたい」と決意を語る。
盆花アスター 収穫ピーク 松川
 松川村の細野集落営農組合(高田武組合長・会員57人)で、お盆用切り花の露地アスターの収穫がピークを迎えている。休耕田を使い、ことしから栽培を開始したアスターだが、高田組合長は「目の行き届いた栽培管理ができ、しっかりとした上質な花に仕上がった」と自信をのぞかせる。
 細野地区の国道沿いに広がる畑には、連日早朝から組合員が足を運び、スカーレットなど4種類のアスターの切り取り作業に大忙しだ。収穫したアスターは、村内のJA大北野菜集出荷施設に運び込まれ、40−50本を1束としてラッピング。主に関西方面に出荷される。村内の直売所でも販売される。
五感で夏の白馬満喫 有志企画 木流川で観察会

 白馬村の有志でつくる木流川と親しむ会(浅香公夫会長)は1日、恒例の観察会を木流川一帯で開いた。小学生や保護者ら約60人が参加し、北アルプスから流れ出る清流に生息する水生昆虫などを観察。五感を通じて夏本番を迎えた白馬の自然を楽しんだ。
チビッコ駅長 「出発進行」 アルペンルート トロバースデー

 立山黒部アルペンルートの玄関口となる、関西電力トロリーバスは1日、運行開始日を祝う「トロバースデー」を開いた。扇沢駅や黒部ダム駅で、美麻小学校の児童4人が「チビッコ一日駅長」を務め、来場者を歓迎した。ことしは初めて「トロバス感謝デー」を同時開催。3日まで、特産物販売や縁日コーナーなどで来場者を歓迎している。
酢≠ナ夏乗り切ろう 北小谷で料理講習会

 JA大北女性部北小谷支部でつくる「母ちゃんの知恵袋の会」は1日、同支所コミュニティーホール「ふれあい」でエーコープの酢を製造する大興産業(株)の西田義晴さんを講師に招き、「酢の料理講習会」を開いた。
 地域の女性部員や高齢者など、多数が参加してこれからの暑い時期を乗り切るための新しい健康メニューについて学びながら交流を深めた。
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