2008年8月7日(木)付


感謝込め小学生ジャズ披露 神奈川のバンド大町で合宿
 神奈川県鎌倉市の植木小学校近隣8校の小学生でつくるジャズバンド「ウエキ・リトゥル・エコー・アンサンブル」のメンバー29人は、大町市の木崎湖畔で合宿を行った。最終日の4日、お世話になった宿のスタッフや近隣住民に感謝を込め演奏会を山崎公民館前で開き、練習を締めくくった。同バンドは珍しい小学生のジャズバンドで、地元鎌倉の各地のお祭りやジャズフェスなどで活動している。結成直後の22年前から毎年、夏は大町市で合宿を重ね、山や湖、木々の自然にあふれた中で親ぼくを深めている。かつては大町市文化会館のこけら落としで演奏したこともあるという。
夏休み「事故注意」 穂高でラジオ体操後講話
 小中学校の夏休みが始まり、安曇野市内各地では朝のラジオ体操が行われている。同市穂高、宗徳寺(寺口良英住職)ではこのほど、近くの穂高小学校児童約100人が参加して朝のラジオ体操のあと、交通安全講話を聞き、暑い夏休み中の事故防止に役立てた。 ラジオ体操と交通指導は10年続く恒例行事。同市交通指導員の竹内悦子さんがボードの裏表に絵を描き、家の周りに潜む交通にかかわる危険について指導。見えにくいところにあるバイクの動きや自転車ノーヘルメットの危険について語った=写真。
平和願い広島へ 松川中4人初の式典参加
 松川村の松川中学校(久保田之義校長)の生徒4人は5日、6日に広島県で行われる「平成20年度広島平和記念式典」に参加するため、JR信濃松川駅午前6時16分発の列車で出発した。同村の人材育成事業の一環として今年度初めて実施した。
生徒たちが、同式典に参加することによって、戦争の悲惨さや平和の尊さ、命の大切さを学ぶきっかけとする。式典で学び、体験したことを、秋に同校文化祭の「松葉祭」で全校発表する。
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8月の一覧
外来アレチウリ除去 建設業協大北支部などボラ
 県建設業協会大北支部の青年部と建設会社の営業担当職員の親ぼく会「礎会」は5日、松川村川西の乳川・矢地橋付近でアレチウリ除去作業を行った。乳川をきれいにしていく「乳川アダプトプログラム活動」の一環としての作業。 ことしで3回目となる作業は、毎年の駆除活動の成果が現れ、アレチウリは減少傾向になってきているという。アレチウリの駆除とともに他の草も刈り、早期の作業を心がけることで景観が良くなり、風通りも良くなるという。最近は近隣住民も協力してくれるようになったという。
幻想的 花の写真展 白馬の塩島さん穂高で
 白馬村、塩島千典さんの写真展「Fantasia Botaniika」は5日から20日まで安曇野市穂高の安曇野高橋節郎記念美術館南の蔵で開かれている。草花を接写撮影することで得られた独特で幻想的な作品32点を展示している。 展示は縦約2b、横約1bの大作のヤブニンジン、オニシモツケ、ノコンギクの3点のほか、ツユクサ、ススキ、オオイヌノフグリ、アヤメ、ヒルギクなど野にある草花などを接写して全紙大に大きく引き伸ばした作品。それぞれの花など一部を顕微鏡で見たような独創的で不思議な雰囲気を味わうことができる。
大北の観光入り込み好調 白馬が外国人客県内2位

 県観光部は5日、県内の平成19年外国人宿泊者数の調査結果を発表した。延べ宿泊者数は28万1469人で、前年に比べ52・9%の大幅増となった。
市町村別では、長野市が5万3621人(前年比13・3%増)で最も多く、白馬村が4万967人(同22・3%増)で第2位、大町市は前年比172・7%増の1万6118人で第7位となった。